植物の耐寒温度と冬越し   2021.11.23


我が家の二階には、植物専用に使っているワイヤーラックが5台あって、夜にはそのうちの4台をパソコン室に取り込みます。

例年真冬には、ほとんどの植物をパソコン室に押し込んでから一日の終わりとします。 朝起きてからの品出し(植物移動)はとても大変です。

植物を移動しなければ、枯れてしまう危険は高くて窓際には置けないのがセオリーです。 とは言っても、大きさなどで動かしづらい植物も

多々存在します。 

基本的には、葉の薄いものはダメと言えます。 葉の比較的硬くて大きいものは、寒さに耐えられるように思います。

葉が一枚一枚黄色くなり落ちるものは、温度が限界に達していると考えた方が良いです。 日中の気温よりも、夜間の気温が植物には大切です。

最低気温に常に留意して、植物を管理します。 窓際は絶対的にいけません。 部屋の中央にまとめておきます。 ワイヤーラックなどの

スチールは冷えますので、葉が絶対に触れないように気を付けます。 


気温は毎年同じではないので、昨年大丈夫だったからと言う事はほぼ通用しないです。 人間同様、体感温度と耐寒温度が重要です。

冬越しする前に、植物の置き場所を再考します。 植物の耐寒温度は基本的なことが知られていますから、それを参考にします。

当地の場合は県内でも特に厳寒地なので、基本通りには行かないのでカットアンドトライで冬越しに備えます。


外気温と室内気温の差を知ることがとても重要です。 温度計は各部屋に常備します。 部屋の中心と窓際の温度差を、把握するのがポイントです。

当家の場合、在宅と非在宅では温度が10度位違って来ます。 降雪時、数時間の留守でも5度位気温が落ちます。

玄関やなどは、朝10度から12度位でその時の外気温はマイナスになります。 留守にしない限り外気温がマイナス10度でも、変わりません。

玄関併設の風除室は、外気より2~3度は高いです。 それでも零度以下になり、ほとんどの植物は置くことは出来ません。

マイナス5度からマイナス10度の耐寒性のある植物もありますが、枯れない(死なない)と言うだけで生育には適しません。 葉や花は枯れ落ちます。


冬の暖房もそうですが、部屋をそれぞれに締め切ってしまうと朝の温度差に愕然とします。 電子ピアノを置いてある部屋は、普段いない上に

北向きなので冷え込みます。 廊下との温度差は、4度から6度あります。 温度を平準化するには暖房が必要ですが、暖房代が馬鹿にならないので

あれこれと工夫をして冬を乗り越えたいと思っています。

君子欄など、体感温度5度程度の植物をまとめます。 ユッカとバキラをまとめます。 耐寒温度は3~5度。 
   
  発泡スチロールを立て掛けます。 間を開けます。 窓からの冷気は下がるので、これだけでも効果があります。
発泡スチロールを窓に置かないのは、結露のためと
見栄えのため。
   
 小さな窓の下にも、耐寒性のある植物を置きます。
この窓は小さいので、発泡スチロールを置いても
良いかも知れません。   試してみます。
 3月27日 最低気温が耐寒温度を下回り1日で枯れた植物。

枯れた時の外気最低気温は、1度から2度でした。
   


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