カラスに対する思い違い   2019.8.18



思い違いや認識の違いは、知らないから起こります。 固定概念や既成概念、全て情報でありそこだけの

事実ですね。 この1年、自宅周りに住み着いているカラスを観察して、カラスに対する概念が変わりました。

カラスやトンビ、スズメやムクドリ、ツバメや白鳥、セキレイや鷺など、この地には野鳥があふれています。

熊は人里に来ないけど(あーっ、熊は山に出ます)、人里に来るのはそれらの野鳥ですね。


家の周りには田んぼや畑があって、畑には色々な作物が植えられています・・・。 この畑の作物を狙うのが

カラス・・・。 まあ、当たっています。  ゴミステーションのゴミを漁ろうとするのもカラス・・・。

これも事実ですね。 トウモロコシがカラスにやられましたね、私は窓の網戸をバンバン開け閉め音を出し

追い払いました。  スイカもトマトも同じ畑にありますが、スイカは無事。 


トマトはスズメかムクドリに食われています。

トマトは赤くなったのを、それだけ一つだけ食べますね。 他を食い散らかしたりはしません。 これは柿も同じで、

つついた実のみ完食するのです。 食い散らかしたりはしないのですね。


以前も書きましたが、カラスは当家の敷地内には入ってきません。 キジやスズメその他の鳥はお構いなしです。

こちらがカラスを観察しているのと同様、カラスもこちらを観察しているように思います。

隣は畑のカラスを追い払ったら、車にふんをかけられたと言ってましたね・・・(>_<)。


 以下、勝手な想像です・・・m(__)m
◆ カラスは無駄な争いを好まない 
 こちらから仕掛けない限り、攻撃することはないようです。攻撃されるのは、何か問題がある・・・。
  親カラスは子供に色々教える
子ガラスは人間社会を知らない。人間の物も知らない。人間の怖さも知らない。畑や田んぼ、人の物だと知らない。
親ガラスは、そんな子カラスに色々と教えているようです。 
  子カラスは人家と言うものを学習する 
畑などを荒らすのは、新顔や子カラス。 ここはダメなのかと学習する。 それまでは被害になる。
親カラスが荒らすのは、人間との関係がよろしくない証明。 意味もなく追い払ったりすると、心底恨まれる。
◆ カラスは人の作ったものを理解している  
学習の終わった子カラスや親カラスは、人家や車庫などに近寄らない。 危険と認識しているよう・・・。
畑も同様で、畑を平気で荒らすのは新顔か子カラス。 人様の物を盗んでいると言う自覚が、親鳥や土着のカラスには
ある。 そういうカラスは、平気で人家の周りをうろつきはしない。 つまり、人家の周りをうろつくカラスは畑を荒らさない。
◆ カラスはトンビが嫌いである 
 トンビの行動範囲とカラスの行動範囲は重なる。つまり、縄張り内にトンビは侵入する。 餌の奪い合いは日常茶飯事。
カラスはトンビより小さいが、必死に追い出そうとする。
◆ カラスは人家の柵を認識しているらしい 
 スズメやほかの鳥は、人家の柵にとまるが、カラスはしない。するのは子カラスぐらい。認識すればとまることはしない。
◆ カラスはキジや白鳥が苦手である 
キジとカラスは縄張りが同じ。 キジはカラスの餌を横取りしたりしないので、争いにはならない。
キジは圧倒的に大きいので、敢えて同じ場所で行動はしない。
白鳥は、冬だけテリトリーに侵入するカラスにとっては嫌な存在。餌は少ない上に白鳥は獰猛で、カラスは大変・・・。
 
   
黒いのはカラスです。

畑には目もくれず、餌をあさってます。


網戸を開けたら、餌をくわえて

逃げて行きました・・・。

カラスにとって、民家は人間の

テリトリーとの認識がありますね。





大きないつものカラスです。



 しかし、本当のところ・・・。
 カラスに聞いていないので分からない・・・(-_-;)
 違っていても責任は負わない・・・。


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