お花や観葉植物の鉢植えの植物の水やりに、頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。 俗に水やり三年と言われていますが、これは本当ですが実際はもっと年数が必要じゃないかと思います。 植物が成長するためには、日光が必ず必要です。 葉から根にエネルギーは流れます。 そして、食事ともいえるのが水ですね。 人間同様、水がなければ日光があっても植物は死んでしまいます。 ここに水やりの大切さがあります。 |
初心者が陥るのは水やりの間違いですね。 よく言われるのは、土が乾くまで水をやってはいけない。 やるときはたっぷりと鉢底から水が出るまでやる。 鉢に溜まった水は彼方ず捨てる。 ということです。 ところが、これを実行したのに枯れてしまった、なんてありませんか。 実はそう言う間違いが非常に多いのじゃないかと思います。 理屈は正しいのです。 でも教科書なんですよ。 それぞれに違う、住宅やら環境やら生活習慣やらのことは考えていません。 ですから、セオリー通りにやれば耐えられない植物が必ず出ます。 つまり、枯らしてしまうのです。 この水やりに関しては、私自身大変な試行錯誤を繰り返しました。 未だにその最中です。 しかし365日、引っ越してから丸三年植物と向き合い、 植物の気持ちが分かるようになって来ました。 鉢植え植物の場合、生きるも死ぬも管理次第。 これは逃れられない事実です。 私はジョーロで水やりはしません。 理由は簡単、どれだけやったかが分からないからです。 そこで、500ミリリットルのペットボトルを使用します。 これで水をやり、鉢から水が出るまでの水の量を調べます。 つまり、一度にたくさん与えるのではなく少しづつ与えます。 これで、適量が分かります。 この適量は当然ながら、植物の種類や鉢の大きさで違ってきます。 植え替えした場合の土の種類にもよります。 簡単そうですが、数が多くなると大変です。 私の場合管理してる鉢は110個ほどあります。我が家の総数は200個程になります。 一旦水をやり、全く鉢底から水が染み出ない鉢は再度水をやります。 土の質にも根の吸収力にもそれぞれ違いがありますので、カットアンドトライで 行います。 私が管理している植物は、一階から上がってきた植物がほとんどです。 つまり、花が咲き終わった植物がほとんどで、ダメになった 植物も上がってきます。 それを、毎日管理しています。 植物は花が終わっても休眠期間中として生きていますから、対応が必要不可欠になります。 |
||
失敗して、植物というものが分かってきます。 枯らしたくないけど、枯らした経験はとても大事です。 少なくとも、同じことをしなければ良いのですから。 水はどうだったか。 日光はどうだったか。 虫や病気はどうだったか。 温度はどうだったか。 そのどれもに枯らす要因はあります。 数が増えると置き場所に困ってくる。 私の場合は、キャスター付きのスチールラックを利用します。 棚の高さは、入れる植物に合わせて調整します。 これが4台ありますが、足りないので ワゴンなどを総出動させます。 毎日日当たりの良い場所に、移動させます。 日陰の全く当たらない所に置くのは絶対にダメです。 徒長しますし、 最悪萎れてしまいます。 植物を連れてきた以上、本来の姿に近い状態にしないといけませんね。 数が多くても一個でも、管理は同じだと思います。 |
||
水切れのサインを見逃さない。 暑さ寒さでダウンする植物も多い。 日当たりの良い場所に置いて外出したら、帰ってきて花がぐったりとしてビックリなんてありますよね。 窓を閉め切って植物に日光を当てるのは、 季節を考えないと失敗します。 真夏は要注意です。 また観葉植物の場合、熱帯地方の植物だから暑さや日光に強いと思って葉焼けを起こす 事が非常に多いです。 大きな葉、薄い葉の植物はほぼ間違いなく葉焼けします。 日光浴どころかバーベキューになってしまいます。 関東地方やそれ以西の地域では、ほぼ寒さに対する心配はありませんが東北など、とくに厳冬になる寒冷地では寒さ対策は欠かせません。 基本的に、地植えで冬超しができる植物は限られます。 鉢植えの多年草でも、気温の管理は必須になります。 植物には耐寒温度があり、それぞれの耐寒温度が分かっていますので耐寒温度を下回らないように管理します。 厳寒地では、暖房と温度計は必須になりま す。温暖地でもストーブが必要な寒さの場合は、玄関先などに置かないように気を付けましょう。 植物は裸身なのですから。 冬に咲く花は、夏に活動を休めたり休眠したりします。 ですから夏の暑さには耐えられないので、涼しい場所に置く必要があります。 |
||
シクラメンは暑さに弱いので、室内では窓際でダウンしてしまう事があります。 家を留守にした時が一番危ないです。 その日のうちに処理すれば、 回復します。 洗面所で浴びるほど水をやり、次に花を支える手立てをします。 数時間で回復すると思います。 クロトンは植え替え後、室内の日向に小一時間置いたら ダウンしてしまいました。 これだけの葉っぱ、持ち上がるのかなと心配しました が、徐々に回復し、およそ2週間で元通りになりました。 現在では、日向でもダウンすることは全くありません。 ただ、共通して言えることは室内の温度管理と、水やりです。 クロトンは水の吸収力が強く、注意が必要だと感じています。 |
||