スイカをめぐる攻防    2019.9.13


365日観察日記   無理にカラスを追い出さない

 
ずーっと観察していて、カラスがスイカを狙わないのはなぜかと思っていましたが、

数日前から、カラスがスイカを食べるようになりました。 まずは網の掛かってないスイカを、食べています。

実は、この網の掛かってないスイカは点在していて、農家のおばちゃんに家内が聞いたところ

転がっているスイカは、カラスのための物だそうです。 網がかかっていると、カラスには何かと

面倒で敬遠されるらしい・・・。 それで、網の近くにスイカを放置するのです・・・。  

恐らく、カラスもそのことは知っているらしく、時期が来ないとスイカを本格的に狙わないのです。

正に、時期が到来したと言うことですね・・・。  しかし、不思議なことにスイカを食べるのは二羽だけです。

いつものカラスだと思います。 他の四羽は、スイカには目もくれません。 

農家の人も近隣の人も、口をそろえていう事は、カラスを追い払ったら仕返しされたと言うことですね。

出荷前の袋に穴を開けられたり、車にふんを掛けられたりしたそうです。 顔を覚えられるので、

何もしないのがいいと言われました。 スイカの放置と、野菜の放置はカラスのためなのですね・・・。

動物と言うのは、飼い犬でもそうですが、一旦与えられたものは死守しますね。 飼い主も敵になります。

それで昔、愛犬を随分叱りつけたことがあります。 しかし、もらったものは自分の物なのですね。

これはカラスも同じで、畑を見ている分は人間の物・・・。 一旦畑に入ってしまえば、自分たちの餌

なってしまいます。 人の餌をなんだよー、と言うことになりますね。 極めて動物的なのです・・・(^^♪。

そういう訳で、カラスを畑から追い出したい気持ちをぐっとこらえて、見守っています・・・(-_-;)。


畑から出ると、すぐ近くの電柱に止まりますが、直ぐに毛づくろいを始めます。

恐らくにこれは、敵意でない事のアピールではないかと思います。 毛づくろいは鳥にとって最も、

リラックスした行動じゃないかと思うからです。

       
9/12         9/12
       
9/13  大きな穴の開いたスイカ。     9/13  食べています・・・。
       
9/12  9/13  犯人・・・。     9/13  突っついていますが、すぐに諦めます。
       
網を外し、突っつきますが、思うようにならないようです。     9/13  数日内には、大きな穴になると思います。
       
 9/13  スイカの前の弦が邪魔で、上に乗りました。     9/13
       
 9/13  カラスにより、スイカが自然に帰っていきます。      すぐそばの電柱に・・・。
       


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