マイナンバーカードとクレジットカードを一緒にするな    2023.7.9

マイナンバーカードは史上最強の個人情報ツール


○○大臣が、色々な情報はクレジットカードで分かると言ったそうな。

また1日の申請が1万件超えているので、返納返納言わない方が良いとも言ったそうな。

微々たる数だとも言っている。 これまでの47万件の廃止枚数はのことは別問題と捉えているらしい。


マイナンバーカードのの申請が増加したのには、理由があります。

法制定前も、マイナンバーカードは広範囲にわたりそれが主体になると広報したからであり

昨今の申請は、紙の保険証廃止と言う政府の方針に危機感を持ったからに他ならないのです。

言わば、脅されたも同然。 これじゃ国民は慌てますよ。

皆さん、必要悪と認識したのではないでしょうか。 


○○大臣は一連の不祥事を、真摯に考えることもせずマイナンバーカードを推進する一方です。

発言は記者を馬鹿にするだけではなく、国民をも恫喝していると思います。

天に向かって唾を吐く行為だと思わざるを得ないですね。 ○○大臣は、大臣の資格はないと言えます。


クレジットカードはそお金の後払いのためにあるものであり、カード自体には特定の個人情報しか存在しないですよ。

色々な情報を把握しているのはクレジットカード会社であり、カード上にある情報は紐づける意味もありません。

クレジットカードにある情報は、「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」「個人名」のみであり

クレジットカードによって免許証の有無や保険証の種類や家族構成や戸籍が分かることはないのです。

お金の代わりなので全く必要がないのです。 なので、いろいろな個人情報が有るというのは完全な事実誤認となります。

クレジットカード会社は審査の段階で色々な個人情報を得ています。

 

そのうえで可なれば発行する分けで、クレジットカード上には銀行口座の紐づけや可不可の情報しか必要ありません。

 

情報を所有しているのはクレジットカード会社であり、その会社の個人情報に紐づけされてはいません。 

その必要もありません。

 
 マイナンバーカードは、マイナンバーにアクセスすることにより紐づけ情報が露になってしまいます。

 

お役所申請事項や健康保険等はたまた、場合により銀行口座までが紐づけされたりしていますから

最強の個人情報ツールになってしまうのです。

 

 

クレジットカードには生年月日の記載はありません。 暗証番号か推測されるからでしょう。

しかして、健康保険証には生年月日の記載があります。 氏名と生年月日なんて最強の個人情報じゃありませんか。

マイナンバーカードはそのカードだけでも、住所氏名生年月日があり性別も記載。それに変更事項を書く欄。

そしてマイナンバーが記載されています。もうこのカード面だけでも個人情報満載なのですよ。

クレジットカードとは比べ物になりません。


皆さんクレジットカードを使うのは、会社との相互信頼関係の上で使っています。

ですから、個人情報が収集されるのは発行時の審査だけなんですよね。  カード自体には必要ないです。

決済の銀行口座が紐づけされているだけ。 極めて明快です。

コンビニエンスストアなどで各種証明書が発行できると言っていますが、

 

コンビニエンスストアの端末の使い勝手は非常に面倒で操作が難しいですよ。

 

店員に操作を教えてもらうことも可能ですが、まず嫌々な対応になります。

 

高齢者はそのような端末は使いません、まともに使えないですから。

 

少子高齢化社会なので、お役所も人減らし効率化と言う事なのでしょうが人手をかける所はしっかりと残すべきでしょう。

 

そんなグダグダのために税金を払っていませんよ。

 

 

このマイナンバーカードを返納しようがするまいが、国民総背番号制度は変わりません。

 

変わりませんが、自分で管理するものは紐づけることもないし意味もありません。

 

マイナンバーカード返納は、個人情報防衛の正しい論理です。

 おまけにもう一つ言いましょう。

デジタル社会になって便利になった反面、詐欺集団のターゲットになった物があります。

オレオレ詐欺はご存じでしょう。 電話で誘導しお金を引き出させる手口です。

キャッシュカードは便利ですが、その詐欺集団に狙われてしまいました。 窓口で用紙にハンコを押して提出の手間がない。

カードがあればATMで出金できる。 これは最大の欠点となりました。 キャッシュカードさえ手に入れれば、

お金を引き出すのは容易です。 そういう輩の集団には、暗証番号も4桁では容易に解読されてしまいます。


カードと言う物は、一人歩きできる危険性のあるものなのです。

ですから、マイナンバーカードも危険にさらされることを重々認識しないといけません。

暗証番号というものは、覚えられなければ意味がありません。 それこそ忘れたら使えない。

大文字小文字英数字なそを混用しかも8桁や10桁12桁など、それほどに暗証番号は脆弱なのです。

Aiを使えば数分から数時間で解析されてしまうのが実情ですよ。

そこまでするかどうかは、世界中のハッキング事件を見れば明らかでしょう。

どこかの病院でランサムウエアに感染し大変な事態になったことは、記憶に新しいですね。

パソコンへの侵入は、暗証番号とは違いますが仕組みは似たようなもの。 簡単に扉が開けられてしまいます。


市役所にその様な事態が発生しないとも限りません。 そうすれば、全国のシステムが止まってしまうことも考えられます。

転ばぬ先の杖。 マイナンバーカード導入は、デジタル知らずの人間が先を急いで導入に踏み切ったもの。

無知との遭遇もとい未知との遭遇は、人々にとって大変な禍になるかも知れません。

たかがマイナンバーカード、されどマイナンバーカード。 軽んずべからず。


おまけにもう一つ。

デジタルは双方向のシステム。 あちらが見えればこちらが見えるはず。 

ところがどっこい、そうはいかないのがシステムのセキュリティ。 何かがなければこちらは見えません。

よくテレビの刑事ドラマで見るあれ、壁に付いた鏡ですよ。 向こうからは鏡としてしか見えません。

反対側からは丸見えって奴ですね。 これはどうしようもないと思ってるあなた、解消法は簡単です。

ガラスを割ればよい。 つまり障壁を取り払えば良いというだけのお話。 インターネットもその他の通信も、

障害と言うか障壁があるだけの話。 それを取り払えば自由に侵入できるのです。

これがデジタルの怖いところ。その壁こそが、暗証番号なのです。 だもんで、指紋認証とか顔認証も導入される始末。

どっこい、その認証システムもまた完璧ではないデジタルの賜物なのですよね。

顔認証の制度は100万分の1以下とも言われています。 決して高いとは言えません。


そもそもデジタルにはゼロは存在しません。0.1か0.01か0.0001か不具合は起こる理屈です。

これは機器の素材の精度にもよります。プログラムのバグにも起因します。

100万分の1ならば、100万のカードに付き1件不具合が起こる可能性になります。

その1件が、全てのシステムを止めることにもなりかねません。

サイバー攻撃もしかり、一つのターゲットに無数の攻撃を仕掛けます。 パンクする所以です。

宝くじのジャンボなどの当選確率は1000万分の1だそうな。 それでも確かに当選者は存在します。

宝くじは買わなければ当たらない。 マイナンバーカードは、持たなければ個人情報漏洩の心配はないでしょう。


基本は、大事なものほど手間暇をかける必要があると言うことです。

病院に行くなら紙の保険証を受付に出せば事足りる。 住民票や印鑑証明はお役所に足を運べば事足りる。

身分証明書を出して書類に印を押すかサインをする。 それだけで個人情報は完璧に守れて来ました。

お役所の内部の問題、人員とかそう言う問題を住民に転嫁させるのはナンセンスであり。悪政。

お医者もそうでしょう。 コロナで散々騒いで、今度は読み取り機を設置だと。

しかも、3年後には買い替えの必要もあると言う。これは無限地獄になるかも知れません。

それがために、高齢のお医者さんは廃業も考えるとか。 悪政だよねー。


前にも言いましたが少数をもって微々と言い軽んずるのは、戦争で人が死んでも少ないからいいやと言ってるようなもの。

支持されてるなんて勘違いも甚だしいと思います。


○○大臣は無知なのかそれとも全能の神様なのか、皆さんは既に判断を下しているでしょう。

物言えば唇寒し秋の風、なんてことにならないようにお願いしたいものです。

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