便利と不便は共存出来ない 2023.7.9
リスク分散は必須事項なはず |
文明やら文化が発展し技術の進展も目覚ましいですね。
しかし楽あれば苦あり。 物事はシーソーのように、片方が上がれば片方が下がる。
均等を保つと言うことは、ある意味どっちつかずと言うこと。
使い物にならないと言う象徴でもあります。
経済でいえば、グラフが右上がりなら好景気であり当然下がると不景気になるでしょう。
コロナの感染者が右上がりになれば、医療機関は忙しくなるでしょう。
外出を自粛すれば、スーパーマーケットが繁盛する事実があります。
昔の人は良く言いました。 風が吹けば桶屋が儲かると言うことです。
マスクを推奨すれば、マスク業界が多忙を極めワクチン接種が多くなれば
提供元は膨大な利益を受けることになります。
つまり、誰かが苦しめば苦しむほど利益を物にすると言うことになります。
これは、需要と供給のバランスと言います。
しかし実際のバランスとは、振り落とされた物がそれだけそ存在するという証拠でも
あります。犠牲なくしてバランスはあり得ないのです。
便利さを追求する、それは時短にも繋がります。無駄を排することにも繋がるでしょう。
窓口やら業務がAi化されれば確かに人件費だけは削減できるでしょう。
しかし、機材やらメンテナンスやら業者との契約料など途方もない経費が掛かります。
何のことはない、少しの削減が多くの負担増を呼び込むのです。
ですから、なんでもスマホやパソコンそしてインターネットに依存するのは
大変な危険と隣り合わせであることを承知しなければいけません。
便利だと言うのは、何もなければのタラればの話です。
所が、そうはいかないのですね。 毎日のように広告メールが来るでしょう。
毎日のように偽メールが来るでしょう。 毎日のように電話も来ますよね。
何処かで手に入れた個人情報を、営業に使っているわけです。
断りもなしに。ネットの先には、手ぐすねを引いてアクセスを待っている事実を
忘れてはいけません。
便利にはその様な危険があり、便利を用いれば避けることは出来ないのが実情です。
ペラペラのカード1枚が犯罪者にとっては、宝の1枚になるのです。
その様なリスクを減らすには、今まで通り
情報は分散させると言うことが必要になります。面倒こそが最善なのです。
金庫のダイヤル番号はそのためにあります。 ダイヤルをテープで止めれば、
鍵のあるただの重い鉄の箱になってしまいます。 やりがちですね。
と言うか、ほとんどの会社ではそうじゃないですか。 いちいち面倒くさい。
その面倒くさいことが、犯罪を予防します。 被害を少なくします。
何もかもマイナンバーカードで間に合うなんて、夢のようなお話じゃありませんか。
犯罪者集団は喜びますよ。 何せ手間が少なくて済む。
京都に役所を分散させたのは何故ですか? 地方分散のお話は随分前からありました。
これって、一極集中は災害時にどうにもならなくなると言う理由からでした。
リスクの分散だったのですよ。 おめえらがそうなのにもとい貴方達がそうなのに、
マイナンバーカードですか?
マイナンバーカードに執着など無駄に税金使わないで、来るべき大災害のために
十分に備えた方が賢明では?
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