全国でおよそ3万件超の出没と言う現実 2023.12.28
北海道・青森県・秋田県・岩手県の出没数が1万8千件超える
秋田県12月のクマ出没は68件。異常事態です、やはり冬眠していません。
今まで餌が無かったのだからこれからも無いのは当たり前。
クマの人里への侵攻が止むことは無いでしょう。 餓死か生存かです。
クマは、人間界が怖いものじゃないと認識し始めました。
人間は無防備、クマは牙と爪と力があります。
さあ、どうする?
秋田・青森・岩手は人口減少最多県。 65歳以上最多県でもあります。
クマには敵わないですよ。
さあ、どうする? 行政の力を鑑みよう。 北海道と東北北部3件の出没数が1万8千件を超えました。 北海道7843件、岩手県5742件、秋田県3657件、青森県957件です。 日本は外国と異なり、生活圏と山(生息域)が非常に近いと言う現実があります。 何故クマを殺したとか、可哀そうと言う気持ちは分からないでもありませんが 熟慮の上駆除されるのです。 駆除に抗議しハンターを責めると、ハンターのなり手が無くなります。 人命を守るために駆除しているのに、クマ殺しの罵倒呼ばわりされたのでは流石に無理でしょう。 ハンターは経験が必要で、クマのように獰猛でスピードのある猛獣は訓練を積まないと ハンター自体が襲われてしまいます。 猟自体に命が掛かっているのです。 クマは有効的な動物ではありません。 縄張り意識が強く、獲物に対する執着心が異常に強い動物です。 被害があるから駆除するのです。 学習能力が強く駆除しないと、何度でも同じ所に姿を現わします。 クマ駆除に抗議する前に、この驚くほどに多い出没情報を知ってください。 この4道県の生息数は、凡そ1万頭から2万頭と推定されます。 ほぼ全数近くが出没しているのですよ。 この4道県の今年の駆除数は1402頭。 1県当たり350頭に過ぎません。 行き過ぎた駆除でもなんでもなく、駆除が少な過ぎるのです。
※ 茨城県では数件の目撃情報がありますが、茨城県生息のものなのかは不明。 越境したものと考えられ、生息とは考えません。カウントもしません。 |
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14県の方はクマを知らず、11府県の方は1日当たりの遭遇件数が0.3件。 総じて25県の方はクマに遭うことも、クマの存在も知ることは稀でしょう。 しかして22道県の方は、1日当たりの遭遇件数が6.2件。 最多地区に至っては、1日当たりの遭遇件数が7.4件となります。 |
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問題なのは、この遭遇が山に分け入っての遭遇が全てではないと言うことです。 クマ自らが山を下りて来るのです 山に餌がないので下りてくるのでしょう。 餌の豊作凶作は自然の生業です。 人間の育てた作物やら果樹を 奪うことはやはり許されるべきものではありません。 対策として、果樹の収穫や刈り取りを自治体では勧めていますが 支援なき勧奨はいかがなものかとも思います。 庭や畑、かつまた散歩などでクマに襲わたのでは安心して暮らすこともままなりません。 言うだけでクマが山に戻るなら、ここまでクマの出没は増えません。 データのとおり、クマの分布は分断されています。 半分の都道府県がクマ被害がほとんどなく、クマの実態すら 分からない状態です。 しかし、半分の道府県はクマ被害に日夜悩まされているのです。 この分断は政府にも議員にも自治体にも及んでいますので、理解が進まないのです。 環境省の職員のどれだけが、クマ被害多発地域の出身なのかも疑問がありますね。 経済経済と連呼するのは結構だけれども、大会社や自営業だけが国を作ってきたのではありません。 北海道を含む東北と中部地方、今やこの地域の支持はクマ対策によって決まると言っても過言ではないでしょう。 対策を怠ると、支持層1万票が消えますよ。 ホタテ支援は我々には関係ない、クマ対策支援をしてくれと言いたい。 あまいらがダメなせいで、クマ駆除に反対するパープリンが出て役所は困っているぞ。 |