記者の質問は国民の問いでもある 2024.5.8
岸田総理や政府関係者の事実誤認 |
報道によりますと、記者会見を打ち切ったり質問を無視することがあるらしい。
記者はハエや藪蚊ではありません。 国民に真実を伝える、重要な役目を担う人たちなの
です。現場に足を運び直接の聴取により、事実の裏付けを取るのが記者の役目です。
記者の質問を無視したりスルーしたりするのは、国民に対する不遜行為でもあります。
記者も国民の一人なのですよ。
岸田総理は能登地震の直後、滋賀原発の安全性に対する記者の質問を無視したそうです。
緘口令なのか、その筋からの発表は一切なかったそうでです。
それが実際は変圧器が壊れ、被害甚大であったらしい。
初公開はなんと3月7日、復旧に半年は要するのだそう。
リンクはNHKさま。
志賀原発 能登半島地震の被害箇所 初公開 一部復旧めど立たず | NHK | 各地の原発
そして先日の、環境省と水俣病被害者団体との懇談の際、発言抑止の件。
発言時間を制限しマイクの電源まで落とすという性悪の対応。
記者のみならず、国民にまで口を封じようとしたのです。
謝罪したのは、そういう事実が報道されたからに他なりません。
どうやら政府筋及び岸田総理は、報道をお茶の間報道ネタと誤認しているようです。
下手に口を開けないと思っているのでしょう。 それはいけませんね。
岸田君がそうならば、下の者はみな右に倣えするでしょう。 そう言うものです。
報道は、そして一線の記者は事実の収集を使命とします。
それを無視したり、軽んじたりすることは国民に向かって唾を吐く行為と同じでしょう。
権力を持つと、人を見下すようになるのか?
議員も岸田君も、選ばれた国民の使者ではないのか?
仕事はボランティアなのか?
数多の職員諸氏も、何か勘違いしてやしないか?
岸田君は人の話をよく聞く事をモットーにして総裁になりました。
ところがどっこい、一々人の話に耳を傾けていたらにっちもさっちも行かなくなった
と言うことなのでしょう。 無視なりだんまりが、身の為と考えたのでしょうか。
とびかかる火の粉は、払わなければならない。
愚かな防衛本能ではあります。
使命とは何ぞや? 臭い物に蓋をすることか?
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