マミヤRZ67 PROFESSIONAL II

マミヤを使っていた当時の写真があったので、掲載します。

		ストロボをセットした状態。路地裏ではストロボは持参せず、一脚を使用します。フイルムバックはスペアを持たずフイルムはその場で交換します。少しでも重量は減らしたいのです。旅行の場合はフイルムバックのスペア、ポラホルダー、露出計のスペアー、AEファインダーなどを宿に置いて撮影に行きます。車での移動の場合はアルミのケースに一切を入れ、三脚もトランクに待機させます。

		L判サイズにプリントしても35ｍｍとは画質の違いがはっきりとわかります。使い勝手を差し引いても使う理由はここにしかありません。ピント調節はラックアンドピニオンですから、AEファインダー装着では手持ち撮影は困難で一脚がないと撮れません。

		このようにレンズを装着した状態では奥行きの長いカメラとなります。使用フイルムはありとあらゆる物を使用。いかなる物も完璧に現像・プリントできるようにするためで、写真は修練以外の何物でもなかったと記憶しています。撮影するのはシャッター押すだけという感覚はなく、事後処理が何よりも大切だと考えています。写真のでき不出来は、写真家の実力そのものでしかありません。フジのNS160やコニカのインプレッサには手を焼きました。インプレッサ50は本当の黄色が出せるネガフイルムで、仕上がりはポジフイルムのようになります。自家現像はほとほと難しいのです。

		三脚は35ｍｍカメラ用のものを流用します。プロではありませんから、失敗しても一向に構わないのです。tokyoはこの三脚に業務用のビデオカメラも乗せます。

標準ではウエストレベルファインダーで左右が逆に見えます。視野率は95％位。巻き上げはレバーの押し下げで、フイルム送りとシャッターのチャージが完了すします。但し電池を必要とします。撮影は引き蓋を引いて行います。三脚に固定して使うカメラであり縦位置の撮影はフイルムバックをクルリと廻します。ワンタッチで便利なものです。露出計がありませんので、単体露出計で露出を計ります。ポラパックは必需品でした。 AEファインダーは中級一眼レフが買える価格だったので、暫くは買えませんでした。このAEファインダーは大きくて、装着するとかなりの威圧感がありました。ピント合わせはボデイ前部が蛇腹になっており、側面のダイヤルを廻すと蛇腹が繰り出しボデイの伸縮でピントを合わせます。こういう面を考えてもフィールド向きではありません。 6ｘ7というのは印画紙サイズですからプリントには都合が良いのですが、やはり35ｍｍと比すると横が足りなく感じられます。但し人物撮影用には適した比率で使いやすいのです。まさにコマーシャルユースでした。画質は面積が大きい分優れており、現在でもデジタルに対抗できるのはこのサイズからと言えるでしょう。 120ロールで10枚しか撮れませんから、経済性と携帯性を考えると15～16枚撮れて軽量な6ｘ45の出番が多くなるのは致し方ありません。カメラ自体はコンパクトに造られていますがウエストレベルだと、子供がカメラを覗いているのと同じで目線が低すぎます。それでAEファインダーを使うようになるのです。AEがなくプリズムファインダーだけのもありました。 RZとRBは併売されましたが微妙に違い、互換性はそれこそ微妙です。RZのレンズマウントはRBより数ミリ大きく、装着にはレンズマウントが必要でした。現在はマミヤ・デジタル・イメージングにカメラ事業は引き継がれ、デジタル対応の中判カメラが発売されています。 RZ67PROFESSIONAL II D がマミヤRZ67 PROFESSIONAL IIの後継機種であり現行品です。メーカー仕様によりますと #1電子式レンズシャッター、8～1/400秒　重量2,490g　AEプリズムファインダー　重量940g とあります。レンズも含めると最少でも4Kg、レンズ数本にフイルムバック数個、アルミケースだと6～7Kgにはなる訳です。今更ながら驚かされます。あ～三脚もありました。もちろんtokyoはプロではありませんから、最少の組み合わせですが三脚も入れると5Kでしたか・・・。645に変えたのも良くわかります。当時は一脚にカメラ＋レンズ＋AEファインダーをくくり付け、肩に担いで路地裏を廻ったのです。電車もそのまんまです。10年以上も前です、体力があったのですね。「参考」 RZ67PROFESSIONAL II D ボディ　ウエストレベルファインダーFW702付販売価格　217,350円（税込） RZ67PROFESSIONAL II D 　標準セット　Z 110mm F2.8W標準レンズ、、120ロールフィルムホルダーHA703 ウエストレベルファインダーFW702付ボデイ：217,350円（税込）、レンズZ 110mm F2.8W：147,000円（税込）、 120ロールフィルムホルダーHA703：48,300円（税込）　AEプリズムファインダーFE701：96,600円（税込）（マミヤ資料による）

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		ストロボをセットした状態。路地裏ではストロボは持参せず、一脚を使用します。フイルムバックはスペアを持たずフイルムはその場で交換します。少しでも重量は減らしたいのです。旅行の場合はフイルムバックのスペア、ポラホルダー、露出計のスペアー、AEファインダーなどを宿に置いて撮影に行きます。車での移動の場合はアルミのケースに一切を入れ、三脚もトランクに待機させます。

		L判サイズにプリントしても35ｍｍとは画質の違いがはっきりとわかります。使い勝手を差し引いても使う理由はここにしかありません。ピント調節はラックアンドピニオンですから、AEファインダー装着では手持ち撮影は困難で一脚がないと撮れません。

		このようにレンズを装着した状態では奥行きの長いカメラとなります。使用フイルムはありとあらゆる物を使用。いかなる物も完璧に現像・プリントできるようにするためで、写真は修練以外の何物でもなかったと記憶しています。撮影するのはシャッター押すだけという感覚はなく、事後処理が何よりも大切だと考えています。写真のでき不出来は、写真家の実力そのものでしかありません。フジのNS160やコニカのインプレッサには手を焼きました。インプレッサ50は本当の黄色が出せるネガフイルムで、仕上がりはポジフイルムのようになります。自家現像はほとほと難しいのです。

		三脚は35ｍｍカメラ用のものを流用します。プロではありませんから、失敗しても一向に構わないのです。tokyoはこの三脚に業務用のビデオカメラも乗せます。

標準ではウエストレベルファインダーで左右が逆に見えます。視野率は95％位。巻き上げはレバーの押し下げで、フイルム送りとシャッターのチャージが完了すします。但し電池を必要とします。撮影は引き蓋を引いて行います。三脚に固定して使うカメラであり縦位置の撮影はフイルムバックをクルリと廻します。ワンタッチで便利なものです。露出計がありませんので、単体露出計で露出を計ります。ポラパックは必需品でした。 AEファインダーは中級一眼レフが買える価格だったので、暫くは買えませんでした。このAEファインダーは大きくて、装着するとかなりの威圧感がありました。ピント合わせはボデイ前部が蛇腹になっており、側面のダイヤルを廻すと蛇腹が繰り出しボデイの伸縮でピントを合わせます。こういう面を考えてもフィールド向きではありません。 6ｘ7というのは印画紙サイズですからプリントには都合が良いのですが、やはり35ｍｍと比すると横が足りなく感じられます。但し人物撮影用には適した比率で使いやすいのです。まさにコマーシャルユースでした。画質は面積が大きい分優れており、現在でもデジタルに対抗できるのはこのサイズからと言えるでしょう。 120ロールで10枚しか撮れませんから、経済性と携帯性を考えると15～16枚撮れて軽量な6ｘ45の出番が多くなるのは致し方ありません。カメラ自体はコンパクトに造られていますがウエストレベルだと、子供がカメラを覗いているのと同じで目線が低すぎます。それでAEファインダーを使うようになるのです。AEがなくプリズムファインダーだけのもありました。 RZとRBは併売されましたが微妙に違い、互換性はそれこそ微妙です。RZのレンズマウントはRBより数ミリ大きく、装着にはレンズマウントが必要でした。現在はマミヤ・デジタル・イメージングにカメラ事業は引き継がれ、デジタル対応の中判カメラが発売されています。 RZ67PROFESSIONAL II D がマミヤRZ67 PROFESSIONAL IIの後継機種であり現行品です。メーカー仕様によりますと #1電子式レンズシャッター、8～1/400秒　重量2,490g　AEプリズムファインダー　重量940g とあります。レンズも含めると最少でも4Kg、レンズ数本にフイルムバック数個、アルミケースだと6～7Kgにはなる訳です。今更ながら驚かされます。あ～三脚もありました。もちろんtokyoはプロではありませんから、最少の組み合わせですが三脚も入れると5Kでしたか・・・。645に変えたのも良くわかります。当時は一脚にカメラ＋レンズ＋AEファインダーをくくり付け、肩に担いで路地裏を廻ったのです。電車もそのまんまです。10年以上も前です、体力があったのですね。「参考」 RZ67PROFESSIONAL II D ボディ　ウエストレベルファインダーFW702付販売価格　217,350円（税込） RZ67PROFESSIONAL II D 　標準セット　Z 110mm F2.8W標準レンズ、、120ロールフィルムホルダーHA703 ウエストレベルファインダーFW702付ボデイ：217,350円（税込）、レンズZ 110mm F2.8W：147,000円（税込）、 120ロールフィルムホルダーHA703：48,300円（税込）　AEプリズムファインダーFE701：96,600円（税込）（マミヤ資料による）