Ai25-50mmF3.5のお写真 2010.7.31


あはははは。またわしじゃわい。

今回もレンズのお写真じゃ。

35-70mmF3.5が分解状態にあるのでついに購入と相成ったのじゃ。
まあ、今度は広角25mmからの二倍ズームなのじゃ。


一枚目

まあ、見ての通り35-70mmよりは少しだけ長い。他はほとんど変らない。
さすがに古いレンズなのでかなりくたびれている。当時は買えなくても、ながーい年月が経てば買えるようにもなる。
論理じゃのう。
このレンズは回転式でしかも全長が変化しない。35-70mmF3.5は最短撮影距離が1.5mだったがこれは60cmと短い。
25mmからとまさに報道関係にピッタリの優れものだったとか。
なるほどのう感心するばかりじゃのう。
二枚目

何が良いってアナタ。このレンズの丸みですよ丸み。
個人的にはどんなに口径が大きくても、フラットなのは好きくない。このレンズの張り出しと奥のカーブ面がとても気に入っておるのじゃよ。
まあレンズってものは、カーブがきつくなればなるほど価格が高くなる。なーぜか。
ガラスは削るにせよ型に入れておっぺすにせよ、曲がりがきついほど大変なんよ。
だもんで、出来上がったおレンズ様はどーだとばかりに威張るのだね。ちがったかあはははは。

昔のレンズってキャップはメタル製が結構多かった。これもそう。レンズが痛まないんだよね。

あのね。

昔のニコンのレンズは「25〜50」のように「〜」表記となっておるのじゃ。知ってた?
わりとあたらしめのレンズは「28-70」のような表記。棒ですな棒。波じゃないんですなあ。
じつは、エングレーブはそうなのですなあ昔の。プリントになってからは皆ボーですよ、棒。
廉価判のAi35-70mmF3.5-4.8も35〜70、3.5〜4.8なんですなあ。

じつは「〜」はからを表す。「−」はからを表すわけではないのです。「−」はつなぎ文字なんじゃわい。。
つまり「Zoom-NIKKOR」となる。「Zoom」と「NIKKOR」の違う文字列をつないでいるのじゃ。
「NIKKOR」は固有名詞で商標、だから大文字記載。最近は小文字も存在しておる。「Zoom」は違いますなあ、それで「−」棒でつなぐ。
同じならボーはいらんのじゃ。
レンズをエングレーブした人はしっかり使い分けしていたのですなあ。偉い。

昨今はいづれも「〜」も「−」も混同されている。これは情けなくも感じるのですなあ。


BACK