フイルム写真その2 2010.2.11



写真の最終形態はプリントであることはデジタルでもフイルムでも変りません。
粒状性のあるのがフイルムでありデジタルはありません。永年にわたり粒状をゼロにするのがフイルムの目標だったけれど、
いざデジタルになったらそのノッペリ感に落ち着かない。それは事実で、意図的に粒状を付加する人もいる。
それはあまりにも情けない。最初からフイルムを使えばよいのです。

ハイエストとシャドーのコントロールはネガにおいてはとても重要。
中庸なネガならばプリントで良好なコントラストの写真を得ることができます。デジタルにはこの中庸と言う感覚がありません。



東京写真フイルムカメラ写真
カラーですが
モノクロ化
しております。

撮影年。
1995年から1998年頃。

東京写真フイルムカメラ写真

輝度差があるが
柔らかい描写。
ちなみに
夕景で
原画は
アンバーです。
ニコンF90X 使用レンズ不明。

ミニラボに頼む利点は適正な濃度のネガができること。自家現像ではテキトーにやるととんでもないネガが出来てしまい焼くのに苦労するのです。
モノクロはカラー化ができないから、カラーネガで撮っておいた方が後々便利。ただし、経年で色が抜ける心配はあります。
モノクロのネガは50年位は平気でもつでしょう。

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