CP+ 番外編 フォクトレンダー 2010.3.15
番外編。フォクトレンダーです。
若年層の方は大抵のカメラ名は知っているが、ほとんどのカメラメーカーはもともとレンズメーカーであったことを 知らないようです。フォクトレンダーもレンズメーカーですし、 日本のカメラメーカーはほとんどがレンズメーカーだったのです。もちろんソニーやパナソニックは違います。 シグマがカメラを造るのを不思議に思う人もいるようです。 違うのです。自社のレンズを拡販するにも生かすにも、カメラの開発は欠かせないのです。 おまけ アポランターをアポランサーと誤記しているサイトを見かけた。 なるほど、Voigtlander Apo-Lantharだからランサーと読みたくなるが、違います。ランターです。 (違っても責任は負わないです)かのtokyoの説によれば、 LantharはLanthanumのもじりでランタンのことを言うのが正しいのだそうな。 ランタンは光学ガラスの材料となるガラス素性。そうきたか。 ランタン系とも呼ぶ。アポはアポクロマートの略で三枚色消しのガラスの組み合わせ。 2枚合わせはアクロマートという。つまりランタン系ガラス素性の色消しレンズと解釈する。 今回発売されたアポランターもコントラストが素晴らしい。この抜けの良さとシャープさが、アポランターの 所以である。 (違っても全く責任は負わない) コシナはいいなコシナはいいな、こしいなもとい欲しいなほれほれ。 つづくのだ。 |