ニコンAi20mmF2.8S (1984年12月発売)
開放値F2.8と明るい広角レンズ。 現在も販売されている、大変に息の長い製品です。 レンズ構成が同じAFも発売されています。 9群12枚構成。 最短撮影距離25cm。 フイルター径62mm。 重量260g。 発売時価格:\68,000。 現行価格:\102,500。 |
||
レンズフードは、お皿のように平らな 被せ型です。見た目が大きいので、このコンパクトなレンズには似合いません。 フード径は62mmですが、本体の大きさは50mmなどとほとんど変りません。やや大きい程度です。 重量もほとんど変りません。 APS-Cだと30mmと非常に使いやすい画角ですが、 本来は20mmの超広角として使うべきですね。 周辺の光量落ちは必須ですが、レンズの性格上いたし方ありません。この味を生かすのが使い方になります。 |
||
文字はは外周に刻まれています。 20mm自体はニッコールオートの時代からありますが、開放値が2.8になったのは1984年。Ai方式になって5年目でありました。 1981年発売の、Ai20mmF3.5Sの後継製品です。 このレンズはF8位が一番解像度が高いようです。 開放付近は高くなく、絞り込んでも改善はされません。 APS-Cカメラとの相性は未知数です。 D90での使用では、倍率色収差が盛大にでました。 |
||
当個体は状態が非常に悪かったので、 オーバーホール及びレンズ交換をしました。 前玉及び後玉。 ここにある写真は修理後の写真です。 |
||
copyright 2001-2020 All rights reserved.
TOKYO PHOTOGRAPH by shayuzin
東京写真