ニコンAi20mmF2.8ジャンク相当レンズ2  2011.1.10



さて、前回に引き続きどこが駄目なのかを説明じゃ。

以下2枚の写真にマークした通り、その部分がぼやけているのがわかると思う。
光線の加減によるが、だいたい同じ場所だということがわかるのう。
レンズを外して太陽光にさらすと、かなりはっきりと何ヶ所も影が映るのじゃ。
これが像面に影を落としぼやけるのじゃ。傷は無数にあるので、乱反射もしてフレアー状態になるのじゃね。
これは、カビ玉の曇りと非常に似ている。

ただ、光の量が多いと目立たなくはなる。由々しき問題じゃのう。

東京写真ニコンAi20mm

前玉の傷。
写真ではわかりにくいが、無数にある。
これは主にフレアーを生産していると思われる。
コーティングも剥がれているようだし、
まるで、鳥の乱舞のようである。

これはだめだろう・・・。
そう思ったら、そうだった。

あははははは。


東京写真ニコンAi20mm

前玉より始末が悪いのが、後であった。

ごっそりと1センチぐらいの傷が何本もある。
コーティングが削げているのですな。


写真ではわかりにくいが、
結果は非常にわかりやすいのだった。


まあ写真家なら、こういう使い方はまずしないのだけれど・・・。

救出も人の道じゃわい(ちがったか)。


東京写真ニコンAi20mm
東京写真ニコンAi20mm

結局どうしたかというと、レンズを修理に出したわい。
大変な出費じゃ。まあ、こういうこともあるのじゃ。








またじゃ。


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