東京写真オーディオスペシャルピアノ編
グランドピアノとアップライトピアノは機構が違うそうです。 通常はアップライトピアノの方が機構は複雑で、その構造上早く弾くことができないと言うのです。 アップライトピアノは構造上壁面からやや離して設置する必要があり、壁面に調音パネルをしないと音がこもってしまうのです。 響きすぎるのですね。グランドピアノの最も小さいもので奥行きが1メートル50センチ程度。 アップライトピアノは奥行きが60センチ程度から70センチ程度となります。意外と場所を取るのです。 これは電子ピアノでも変わらない・・・・。 しかしどちらも六畳に設置は可能です。 ピアノの違いは見た目だけではなく、タッチに現れると言ってもよいです。 これは鍵盤そのものの重さ(自重)ではなく、構造によるものです。 従来のピアノは大概にして重く、最近のものは軽いです。 これは微妙なもので、10台ピアノがあればタッチも音も全て違うと言って間違いがないでしょう。 得てして高価格のものほど好ましい音がしたりタッチが素晴らしいのは実にいやらしい。 ヤマハのショップに行って、アップライトピアノの隣にあったグランドピアノを中指でポーンと弾いたら凄く良い音がしました。 定価を見たら430万円だった・・・。一瞬固まってしまいました。 一生付き合うのであれば、妥協せずに無理をするのも一考でしょう。 アップライトピアノとグランドピアノの違いは、見た目や価格だけではなくまたタッチだけではなく 実は低音の響きにあるようです。 端的に言うと、グランドピアノは低音が伸びる。かつ弦の減衰も構造上早いようです。つまり濁りが少ない感じ。 これも、ピアノ教室のような閉鎖防音された空間ではまるで違って聞こえます。防音とは音を逃がさないこと・・・、つまり音の行き場がないと 音がダブりこもるのですね。豊かな音ではなくうるさい音になるのです。 団地住まいの私にはどちらも無理な相談ではありますが、本当の音を知ることはとても重要なことだと理解しています。 そこから、妥協点を見出さなければと・・・。 |