新宿望景 その2 1995       2021.9.15

新宿のビルでも馴染みのあるのは、やはり都庁でしょう。 都庁は1990年に建てられました。

設計は丹下健三氏。 フランスのノートルダム大聖堂の、言わばデッドコピー。 大きいのだけれど、

大聖堂のような荘厳さは全くなく、大きいのに薄っぺらで軽く見えますね。 でも、事務所ビルのような冷たさは

ありません。  新宿駅西口からは距離があり、通勤も大変だなと思います。 観光もしかり。 

完成から15~6年で老朽化による雨漏りなどが発生し、大規模修繕の費用は以後30年間で1000億円になると言います。

見えを切って都庁を建てた当時の鈴木都知事ですが、大変な負の遺産を残したと言っても良いでしょう。

修繕するのか、取壊し新たに建てるのか、選択の時期が来ています。


撮影された画像は26年前の姿です。 まあ、もう一生行く事はありません。

※ 現像むらがあります。

   

ノートルダム大聖堂(2013年)

※ ウイキペディアより引用 
第二本庁舎   近くのパークハイアット東京はこちらを模したもの。    災害時の拠点なのでしょうが、公園は遠くて無駄に広いです。
     
 第一本庁舎と第二本庁舎は繋がっています。   まあ、味気ない街ですね。 
     
    Nikon F90X   

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TOKYO PHOTOGRAPH by shayuzin

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