ニコンD800E、シグマDP2Merrill 解像度テスト

ベイヤー方式3630万画素対フォビオン方式4600万画素のテスト

 24-120mmF4G 44mm   SP28-75mmF2.8 44mm    50mmF1.8G 50mm    シグマDP2Merrill 45mm
   
200%切り出し画像 200%切り出し画像 200%相当切り出し画像    切り出し画像
   
 シグマDP2Merrill 45mm 曇天    
シグマと50mmF1.8ha別の日に撮影。
なおシグマは曇天時の撮影も掲載。

シグマDP2Merrillは、曇天時には
解像度が著しく低下する傾向が見られました。

過去に撮影した全ての曇天時の画像は、
冴えないものでした。

シグマの解像度は色とコントラスト、高周波成分の
抽出に依存していると思われます。
NikonnD800EとシグマDP2Merrillは絶対的なピクセル数の違いがあり、拡大には限界があります。

D800Eは200%余裕で拡大できますが、シグマは200%ではもはやピクセルが足りません。

それでも、シグマは素晴らしい解像度を見せます。タイルの目地が再現されるのはシグマだけでした。
SDクワトロHはAPS-Hサイズですから、格段に解像すると思います。
   シグマのレンズは素晴らしいです。
ただ、基本的にコントラストが強いです。

色も、普通にシアン寄りになります。
暖色系にシフトすると、
解像度が落ちる気がします。

これは当初のシグマの色とは、全く違います。
造られた色にしても、昔のシグマの発色を
好む人は多いと思います。

解像度だけでは語れない、難しさがあります。
 切り出し画像        
    拡大画像傾いていますが、補正すると両端が
切り取られ拡大率が変わってしまいますので、
そのまま切り抜きしています。


※フルサイズ3630万画素と、APS-Cサイズ
4600万画素との比較です。

ベイヤー方式換算3000万画素相当の
比較テストです。(シグマの実画素は
1530万画素です。)1530×3≒4600万画素。
劣化を出来るだけ少なくするために、
RAW画像を基にTIFF変換もしくは、
一度のJpeg変換(リサイズ)をしています。

※サムネイル画像は二度のリサイズです。

如何なる場合でも、拡大縮小は元画像を
損ねますので、ご理解下さい。
  ※ カメラを並べての撮影や、
レンズをとっかえひっかえのテストもしますが、
実際には無意味と考えます。
それぞれのシチュエーションにおいて、
各々性格は異なりますので
参考程度にしかなりません。

カメラもレンズも得意不得意があるが故に、
実際の状況下で比較しています。

実戦向きのテストとご理解ください。


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