東京写真オーディオスペシャルピアノ編
結論から言って、10万円程度で売られている最廉価の電子ピアノは練習用にしかならない.・・・。(と楽器屋さんの店員さんは言う) 楽器店の販売員さんはおもちゃですよと言いましたが、なるほどその通りと思います。 キーボードの作りを見るとその価格の安さも理解できますが、 最廉価の電子ピアノは、キーボードの鍵盤数を88に増やして合板の台座をピアノ様に仕上げただけに過ぎないのです。 鍵盤もキーボードとは違って、一見ピアノ風でありタッチもやや重くなっていますが、バネが強くなったり鍵盤自体が重くなっただけに過ぎません。 それが、30万円程度の電子ピアノになると様子は一転するのです。 これは本当です・・・。 見た目もピアノに近くなりますが、鍵盤がよりピアノのタッチに近くなり音も格段に良くなるのです。 さらに価格が上がり40万円程度になると、 ピアノのように疑似ハンマーを持つものもあり、感触はアップライトピアノに迫る感じの機種も存在するのです。 50万円から60万円となると、 疑似グランドピアノと言うように、いろんな面でピアノに迫る工夫が取り入れられます。 100万円を超えるとなると、 音以外はほとんどピアノかなと言う感じになってきます。鍵盤のタッチは非常にピアノに近いもので驚くのです。 まあ、ピアノが70万円程度で買えるのだから(アップライト)、同じような価格というのはとても凄いことなのです。 中古のピアノなら完全に電子ピアノと価格が被ってしまうのです。 電子ピアノは場所なり音の面での制約があって使わざるを得ないもの。 それならば十分にピアノの代用にはなるでしょう。 しかし、30万円以下はピアノの代用には無理があるかもしれませんね。 超初心者の私はそう思っていた・・・、のですが。 |