F80Dのお写真  2010.3.27


あひゃひゃひゃひゃ。とうとうF80まで撮ったのじゃ。

お写真で見ると大きさや重さは解らないが、とても小型で軽量なカメラである。
残念ながら塗装の経年劣化が目立つカメラで、中古市場では全く人気がないのじゃ。
しかしそれは外装の塗装だけであり、肝心な性能や他の面はとてもよく出来たかめらなのじゃよ。
F100と同時期の発売なので、こちらは完全な普及機種。F100はちと高いしやや重量もある、そんな人にはピッタリの
カメラなのであった。



一枚目
東京写真ニコンF80D


やはりボデイが小型なので、28mmレンズですら大きめに見える。あまり重量級のレンズは似合わない。このカメラを提げて街を歩いても
フイルムカメラだと思われることはないだろう。それほど今時のカメラと近似しているのだ。
えーフイルムなのと必ず言われる。


二枚目
シャッターボタンにレリーズの穴が開いている。このような仕様は最近では珍しくなってしまった。
東京写真ニコンF80D
ペンタ部は直線的で精悍な感じがする。現在まで連綿と続く硬派なイメージのデザインはこの機種やF5、F100によるものだ。
三枚目
東京写真ニコンF80D
カスタム設定も可能。とても良くできたカメラで異議はないF100と同時期併売されてきたカメラであり、発売から6年間と長寿命のカメラである。
F100の良さを受け継いで開発されたカメラで基本性能はF100に準ずる。
終わり
人間は悲しい動物で、常に良い物を欲しがる。F80を買った人はF100を欲しがるだろうし、F100を買った人は
F5を欲しがる。良い物を持てば良い写真が撮れることは決してないのだけれど、良いものは良いと思い込むのだ。

道具に使い勝手を求めるのが先なのか、道具を使いこなすのが先なのかそれは難しい問題だ。
より良い物を開発するのはメーカーの責務であり良心だろうが、努力をしない写真家もまた多いのだ。
写真が下手なのはカメラのせいではなく、あくまでも自身の技量なのだ。取り違えている御仁が多い。




相変らず手厳しいのう。
わしがあれこれ欲しくなるのは正常なことじゃったのか。なるほどのう納得じゃわい。
おカメラなんか使えんでも良いのじゃ。ほれ飾っておいてもすばらしいぞ。あひゃひゃひゃひゃ。

だまれくそじじい。おめーの出る幕か。
ばか。


つづくのだ。

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