カメラが売れなくなっている・・・らしい。    2019.12.6


一眼レフカメラが売れないと言っていた数年前・・・、今やコンパクト・デジタルカメラも売れないのだとか。


その原因は、やはりスマホだと思います。 ここ数年でスマホのカメラは飛躍的に画質が向上、画素数も増えています。

そして、インスタグラム。 インスタ映え・・・の言葉通り、一億総カメラマンになっています。 カメラは日常を切り取りメモして、アップする・・・。

それが普通のことになっています。 高校生から大学生、カメラ女子は普通に存在しさしたる意味もなくお互いに写真を撮りあっています。

写真は面倒くさいもの、文章は面倒くさい・・・それをスマホは払拭してしまいました。 そう言う使い方ならば、何も不満は生じませんし必要にして

十分なのだと思います。   しかして、

いざ大きく印刷しようとした場合などには、ちょっと違うかもと言う違和感を覚えるのですね。 ご存じの通り、同じ画素数でもセンサーのサイズが

異なると画質はけた外れに違ってきます。 スマホの画面やはがきサイズでは分からないのですね。

それに気づいて、一歩踏み込まなければコンパクトデジタルカメラの購入には進みませんし、コンパクトデジタルカメラの限界を知らなければ、

一眼レフカメラやミラーレス一眼には行かないのです。 非常に、ハードルは高いと思います。 売れなくて、当然の世界になってしまいました。


もちろん、一眼レフカメラや高級ミラーレスカメラを購入する層は一定の割合で存在しますが、高齢化の波により年々減少する事になります。

スマホのない時代は、若年層がステップアップしてカメラを購入しましたが、もうそれは本当に昔のことになったと思います。

良い悪いではなくて、手軽に使えるか否かに代わってしまったのですね。


平成時代 平成元年から平成28年までのニコンカメラ簡易年表 
   
この年表から見ると、1998年まではフイルムカメラの時代。

1999年からデジタルカメラの時代となっています。

ほとんどがプロ用途で、一般用は2002年のD100になります。

画素数は600万画素。


2005年から一般用のデジタルカメラが普及します。

2007年までは600万画素が普通、高級機で1000万画素。

プロの間では、1000万画素以上は必要ないとまで言われた時代です。


普及機が1200万画素になったのは2006年、ミノルタは2005年。


2009年までは1200万画素が普通の時代でした。

1600万画素になったのは2010年。

2400万画素になったのは2012年、僅か7年前です。

2016年までは2400万画素が普通になっています。


その後、2000万画素までダウンします。 その理由は処理能力です。

200万画素や300万画素の違いはほとんど見分けがつきません。

3000万画素以上のカメラが増えないのは、一重に処理能力の為です。

風景や歴史の保存には高画質のカメラは必須ですが、

処理にかかる時間は長く、現実的ではありません。

現在のパソコンの能力も考えると、2400万画素位が妥当かなと。

ノートパソコンでは、それ以上は厳しいものがあります。


この表を見ると、一眼レフデジタルカメラが売れたのは2005年から

2010年までの5年位だということが分かります。

iPhone5が発売されたのは2012年、カメラは800万画素。

この頃から、スマホのカメラで写真を撮る人が増えました。

普通にみて、コンパクトデジタルカメラと大差ない写りに見えました。


コンパクトデジタルカメラの方が、画素数やセンサーサイズの点で

遥かに優位なのですが携帯画面では違いが分からなかったのです。

その後、インスタグラムに投稿と言うパターンが日常化して、

重くてスマホに比べて、持ち運びにも不便なデジタルカメラは敬遠される

ようになります。 


一定の割合のカメラファンや写真家は居ても、

本格的なカメラや機材を使う人は増えていかなくなったのですね。


   

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