往年のソニー普及機と中級機を調べる   2019.12.16


カセットデッキソニーTC-K5も調べてみました。 数年ぶりのスイッチオンですが、難なく動作しました。 

取り敢えず、中を開けてみてみます。  フロントローディングのカセットデッキの方は、リバースの音のレベルがおかしくなってましたが、

元気な音でした。 

24年前製造のカセットデッキと、42年前製造のカセットデッキ・・・。   ワンボード基板で、非常にすっきりとしています。
     
右手が走行系ですね。     ベルトは、数年前自分で交換しています。
     
ちょっとトランスは小さめ・・・(>_<)。 モーターはソニーグリーンモーター。    
     
当時の価格で59800円、激戦区の製品でした。

TC-555ESLは99800円。 価格差は大きいです・・・(>_<)。


音質は強い音、繊細な音や弱弱しい音ではありません。

走行はICなど使わないメカ式ですから、シンプルですね。

当時のビデオデッキも全てレバー式でした。

高級機と違いモーターが一つなので、早送り巻き戻しは経年により

非常に遅いです。 そのあたりのゴム交換は、全てばらさないとダメ

なので、現状で我慢します・・・(;´Д`)。


メーターはVUメーターで、見ていて落ち着きますね。

ピークレベル表示ランプもあります。
 2016年、ベルト交換時の画像。    裏返しなので、埃の付着が少ないですね。 基盤はきれいです。
     
     
ソニーTC-TX9。操作系はIC化で軽快。 TC-K5とは隔世の感があります。    フロントローディングです。
     
 
走行系のブロック。 モーターが見えています・・・。    オートローディングはゴム駆動。
 
   
 電源廻り。 二万円クラスとしてはまずまず。   非常にシンプルですが、それでもまだまだ部品数は多いと思います。
     
 ソニー TC-TX は1996年発売。 23年前の製品です。発売時価格は24800円。 普及機ですね、多くは望めない価格帯になります。
     

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