周知のことですが、防衛大臣が杖ついて歩いているのにつくづくと驚きました。 足元もおぼつかない様子。
杖ついて国が守れますか? 有事には、迅速な判断と行動が要求されます。 身体は剛健でなければ、国防は足元も覚束なくなりますよ。
身体の事を言うのは、タブー視されているのかも知れません。 確かに、何があろうとも人を差別してはいけません。
身体の理由に職を選択されることがあってはならないと思います。
しかし、しかしですよ。 これは会社なんかとはまるで違う世界の事です。 国民から選ばれ、党から推挙されて任命されるべき人の話です。
例外はあって然るべきでしょう。 体に少しでも異常があるのならば、国の要職に就くのは避けるのが賢明と考えます。
ましてや、国防の長たる防衛大臣ならなおさらです。
ここでお断りしておきますが、
私は聴覚障碍者です。 身体障がい者になります。
ですから、同じ立場になったら推挙は辞退します。 後でそうなったのなら、そういう時点で辞任します。
それが、国民のためだと思うからです。 差別云々以前の問題です。
聴覚障害なので、補聴器がないと正常な生活は出来ません。 空襲のサイレンどころか雷も爆撃の音も聞こえません。
ですから、そんな障害を抱えていたらなら国防の要職は無理ですよね。
杖つくぐらいなら、目も見え耳も聞こえるでしょう。 障がい者とは違うと言われるかも知れませんね。
しかし、超音速でミサイルは飛んできますよ。 対応できますか?
対応が出来ずに、私たち障がい者が死ぬことになったらどうします?
平時と違います。 今やのほほんとしている時代ではなくなりました。
コロナも然り。
能力のないものは淘汰されるべきでしょう。 そうでないと、国民を守ることは出来ません。
身体の事由に差別をしてはいけません。 しかし、それも時や場合によりけりと考えます。
固人の事由を無視すると、国民が命の危険にさらされることもあるのですよ。
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