地球型高度生命体が存在する可能性は   2022.11.13

限りなくゼロに近いと言える

それでも人類は探求を続ける



銀河系には4000億個の星が存在しますが、地球型の惑星が存在すると言う赤色矮星は1600億個と推定されています。

またその中で、地球に似た惑星は600億個はあるだろうと推定されています。 最近の調査では、5000個の赤色矮星が発見されています。

その5000個は地球に近い星ですから、まだまだこれから増えていくと思われます。


宇宙は一つですから同じような条件ならば同じものができる、いや同じようにしかならないとも言えます。 地球型生命体は存在する訳です。

地球同様生命体は進化して文明や文化を持ち、高度な技術を持つ文明になっている事は普遍的な事かも知れません。

それでも、地球外生命体が地球を訪れる可能性はゼロだと思われます。 残念ながら、手の届く所にはいないと考えるのが妥当でしょう。


赤色矮星の惑星に生命が存在しても、赤色一面の惑星ですからそこで育った生物は地球では生きられません。 地球の存在が分かっても、

目指すことはしないはずです。 ですから、単純に生命体の存在や進化の過程を知ると言う研究でしかありません。

地球外生命体が地球に飛来すると言うならば、赤色矮星の探索ではなく太陽のような星を探さなければいけません。

残念ながら、今までの研究ではそれらに地球に匹敵するような惑星は発見されておらず今後も可能性が少ないことから

赤色矮星の調査にシフトしたのです。 ただ、生命の存続には過酷な条件が多いとされています。


地球同様の高度な生命体は必ずや存在するが、赤色矮星系ではないと言うことです。 4.2光年先の赤色矮星のプロキシマケンタウリが最短ですが、

生命体があるかどうかは、2069年に打ち上げの探査機ブレークスルー スターショット計画が成功するか否かだと思います。

現在の技術レベルでは、探査計画が成功しても人類の宇宙船ががプロキシマケンタウリに向かうことは不可能です。

同じく、地球外の異星人(=高度生命体)が地球に向かうことも不可能だと考えるのが宇宙的です。 

時空の壁は全宇宙にとって不変であり同一なので、宇宙が存続していくためには想定外は起こり得ないと思われます。


宇宙の銀河が2000億個でも2兆個でも、尺度が変わっただけで宇宙は何も変わりません。 一個の星が爆発し2兆個以上の銀河を形成し、

いつしかまた元の一個に戻るのかも知れません。 収縮するにせよ膨張するにせよ、連綿とそれを繰り返すのでしょう。

なぜ、人間はそれを知り得たのでしょう。 何がそうさせたのでしょうか。 宇宙が出来て136億年。 太陽の寿命は50億年。

太陽が赤色巨星化し、地球の寿命は40億年後に尽きる。 連綿と続いてきた人類は、地球を脱出できたのでしょうか。


DNA中心部の寿命は35億年だそうです。 DNAに書き込まれた人類の寿命は僅か38年だそう。 どう変化したのか、変化するものなのか

それは分かりません。 何れにせよ、全ての生き物はDNAで寿命が定められているらしい。 

科学を進歩させるために、DNAに変化を起こさせたのかも知れません。 科学が進歩しないと、人類は地球外に行けないからでしょう。

38年の寿命が倍ならば76年になります。 これは現在の平均寿命に近いですね。 さらに38年だと、112歳で最多年齢に相当します。


人類が猿から分化して1000万年。 その間DNAは、連綿と引き継がれてきました。 ヒトがヒトであるのは、DNAの情報である遺伝子です。

ヒトであるように記載されたのがヒトの遺伝子情報です。 この記載が書き換わると、ヒトがヒトじゃなくなります。

遺伝子情報が書き換わるのに、どれだけ年数がかかるかは分かりません。 数万年とも言われますが、数十万年かも知れません。

ヒトのDNAは更新され続け、さらに数千万年引き継がれ1億年まで達するかも知れません。

今の私たちとは、大きく違った人間になるのは間違いありません。 環境が、遺伝子情報を書き換えていくのかも知れません。


人類創世から凡そ2億年、新人類は地球を脱出しているでしょう。 2億年後、地球は生命体は生きられない状態になっています。

しかし1000万年後の人類が、ケンタウルス座α星を目指すのか疑問が残ります。 ましてや1億年後の人類がそうするのか。

答えは極めて否定的です。 残念ながら、未来の人類は隣りの星にも行かないと思います。 無駄なことはしないと思われます。


宇宙の広さを考えれば、火星に移住した人類が地球と同様な惑星を探し当てることは困難です。 例え探し当てたにしろ、

人類がそこに到着する前に、人類は絶滅してしまうからです。 残念ながら、実現はしないのです。

火星移住後は宇宙探査もされず、宇宙学は廃れると思います。 以前の人類が、宇宙を研究しその広さが分かっているからです。

また、他の惑星には遠すぎて行けないと言う事も理由になるでしょう。 


何とも夢のない話ですが、それらの不可能を覆すには新たな推進力のロケットや宇宙船の開発及び実現が不可欠です。

どうしても隣りの星に行きたいならば、構築しなければならない技術は沢山あるのです。

不可能とされている技術が達成されたとき、人類は隣りの星に行けるようになるでしょう。




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