アルテミス計画はほぼゼロからの出発   2022.11.22


50数年ぶりの月有人着陸を目指す

火星への第一歩は月から始まる


アポロ17号が最終着陸をしたのが1972年、それから50年以上が経っています。 多分に、当時の宇宙飛行士も技術者もこの場にはいなく

ゼロからのスタートといっても過言ではないでしょう。 国際宇宙ステーションも稼働していますが、リンゴでいえば皮の部分えを飛んでいる(408キロ)

ようなもので、月は遠い(38万キロ)です。 


着陸用宇宙服は、アポロ計画の宇宙服が役に立っている模様です。 また、船内宇宙服は、国際宇宙ステーションの宇宙服が役に立っているとのこと。 

宇宙線など人体に関するデータは未知数なので、ダミーの人形や計測器を積み込みデータを収集します。 ロケットは強力なものが必要で、

これもアポロ計画に準じた大型ロケットを開発してきました。 アポロ計画時と違い、月面着陸にはやや大きな着陸船を使います。 

現時点では、月周回船と月面の間はアポロ計画と違い探査機ではなくロケットで往復する計画です。 


人間は地球で生きるようになってますから、重力の少ない月や火星での長期滞在は大きな課題となります。 重力発生装置は必須事項だと思われます。

地球から人は送れても、月や火星から地球に戻ることは生物的に困難だと考えられます。 ましてや宇宙空間での暮らしは、生態系を変えるでしょう。

宇宙人が異星空間に現れないのも、そういう理由なのだと思います。 宇宙空間では、もはやヒトの形は意味がないのです。


月面着陸や月基地建設などは、火星へのステップに過ぎません。 人類はいつまでも地球にいられない、だからこそ宇宙開発は重要です。

何千年後には、火星にコロニーが出来ているかも知れません。 それが何万年と続くかも知れません。

いつしか、地球は戻れない星になってしまう事でしょう。 





船外活動用宇宙服。 船内用宇宙服。
ダミーのマネキン人形や測定用胴体を三体座席に。 船外カメラによる宇宙船オリオンと地球。
模式図。 宇宙船オリオン自撮り画像。
 月着陸船想定図。      スペースX社 スターシップ実験。
       
 ロケットサイズ。     黒い部分がスターシップ。 
       
       ※ 画像はウイキペディア様及びネットより引用

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