聴覚障がい者とは
聴覚障がい者とは、耳の聞こえに不自由をしている人全般を指します。 先天性の障害や、加齢による障害。病気による障害など多岐にわたり、数百万人が障害を抱えているとされます。 身体障害者福祉法と言う法律があり、基準に該当される場合「身体障碍者手帳」が交付される。
2級は税金等生活において影響が大きいですが、6級は交通の補助(割引)程度となります。 中途失聴者は普通に話せますが、先天的に全聾の障害を持っている場合自分では聞こえないので話すこともできなくなります。少しでも話せる人はまだ聞こえていると言う事になります。言葉が聞こえなくても音が入るのは安全上必要なので、補聴器は必須となります。 身体障害者福祉法により、補聴器の補助を受けることが可能です。 厚生労働省の補装具費支給制度による購入基準金額は以下です。(耐用年数5年) |
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高度難聴用ポケット型 | 34,200 | ||
高度難聴用耳かけ型 | 43,900 | ||
重度難聴用ポケット型 | 55,800 | ||
重度難聴用耳かけ型 | 67,300 | ||
耳あな型(レディ) | 87,000 | ||
耳あな型(オーダー) | 137,000 | ||
骨導式ポケット型 | 70,100 | ||
骨導式眼鏡型 | 120,000 | ||
補聴器屋さんでは、この金額に該当する機器を置いて販売をします。障害者手帳により自己負担額は1割(原則)となります。 誰かが言ったそうですが、「ろう者は聞くこと以外は何でもできる」と。またヘレン・ケラーは、「耳が聞こえないことは人と人を切り離す」とも言っています。 聴覚障がい者は、何でもできる普通の人間であることには違いありませんが、普通の人達から疎外される立場の人間でもあるのです。 「あなたの空を飛びたいと」言う歌があります。聴覚障がい者はこう思います。「あなたの声が聞きたい・・・。いつまでも。いつの日にか・・・。」と。 聴覚障がい者とは耳が聞こえない、ただそれだけの人たちです。 その人たちの耳になって頂けませんか。 それが私たちの、願いです。 |