災害時への恐怖。


耳が不自由なことはそっちのけで好き放題暮らしている私ですが、不安がない訳ではありません。

それは、災害時の事です。就寝中は眼鏡も補聴器も外しています。
就寝中に災害があったらと考えると、恐ろしいものがあります。

まず、就寝中は何も聞こえません。聞こえるのは耳鳴りだけです。補聴器は近くに置きますが、夜間の災害時には持ち出せる保証はないと言って良いでしょう。補聴器の電池の寿命は長くても10日、使いかけなら数日しか持たない場合もあります。補聴器は水が全くダメなので、状況によっては使えない可能性もあります。

旅館やホテルなど、旅行中も同様です。動くことに関しては、他の障がい者よりはずっと有利かも知れませんが、補聴器が装着できなければ
危険度は健常者よりは非常に高くなるのです。


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