現在使用のカメラがハイエンドの高級一眼レフカメラなら、
そしてパソコンに興味がある方なら十分使えると言えます。ただし、
2004年7月現在、一眼レフデジタルカメラは数種類のみ。600万画素程度のものは、そのままでは画質に過不足があり銀塩カメラファンの要望には応えられない状況です。
現在の一眼レフカメラは、画質を追及すると撮影データを専用ソフトで加工(現像)しなければならず、その手間隙は非常にわずらわしいものです。しかもパソコン操作・レタッチの知識は必須になります。パソコンの能力はペンティアム4 2.5GHz、メモリーは512MB以上は必要です。
カメラにフルサイズの撮像素子を使っていないカメラの場合、ファインダー画像が小さく
この点だけで不可とする人は多いでしょう。
風景を描写するのには2000万〜4000画素は必要ですが、普及するにはいたらないでしょう。
現在中判カメラ用のCCD等の画素は4000万を越えていますが、この程度の画素が35ミリカメラにも必要なのです。
デジタルカメラの画像は加工されたデジタルデータ、いわゆる「虚」の画像なので、見るとすぐにわかります。しかし、現在はプロの現場でも一眼レフデジタルカメラは急激に浸透しています。
まちがっても画質ではありません、失敗の心配がなくなったからです。ポラロイドパックも現像待ちもいらないのです。
一般的には、パソコンの操作があるぶん使いにくいと感じられるでしょう。それに、撮りっぱなしの画質は普通のデジカメに負けます。一眼レフデジタルカメラはあくまでもレタッチが前提なのです。
写真機としてまだまだ完成されてはいないのです。
しかし日進月歩のこの時代・・・、すべてのカメラがデジタルに置き換わるのも
そう遠い将来ではないでしょう。
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