デジタルカメラの露出

これは順光ですが、緑が画面の多くを占めており、地面の明るさが相殺されて
バランスの良い写真となっています。 
ただ、まだ少し露出オーバーぎみです。
レタッチソフトを使い
少し、明度を下げて気持ちコントラストを付加します。
大きな画面で見たばあいのバランスは良くなりました。
ただ、影の部分がかつぶれ気味で気になります。
これは、レタッチをしないスルー画面。
晴天の午前中、しかも雲があり人工物の照り返しもある状態。
デジタルカメラでは大方こうなります。プラスの補正が必要な条件です。
デジタルカメラは、雲のハイライトを検出しそこが白飛びしないように補正する
からです。
レタッチソフトで補正します。
明度を上げて、コントラストも少々付加していきます。補正のポイントは、
白い雲のハイライト部分です。
ぎりぎり飛ばないようにした補正ですが、建物は生彩がありません。
空の色も不自然です。
さらにレベルを上げた状態。コントラストは低いが、建物は見た感じに一番近いようです。
しかし、雲は完全に飛んでしまいました。
カラーネガ写真をラボに頼むと、こんな感じでしょうか・・・。
これはデジタルなので、充分な補正はできませんが、ネガカラーの自家処理なら
雲も飛ばずに表現できるはずです。
WindowsXPの壁紙の「草原」の雲も
白飛びしてますよね・・・。

戻る