ピアノ東京写真PLUS ピアノ編


なぜグランドピアノなのか、その理由 2018.1.4

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大きな誤解があります。 少なくても私には。

ピアノを弾くのにグランドピアノでなければという理由は全くありません。 グランドピアノが世の中になくても、全く困りません。

これらは価値感の問題以外の何物でもありません。 


ベンツでも軽でも、目的地点に着くのは同じです。

100万円の時計でも、2千円の時計でも時間を知るのには何不自由有りません。 2千円の時計の方が正確だったりして・・・(^^♪。

3千万円のバイオリンと10万円のバイオリン・・・、聴いて差が分かる人は少ないと思います。 だから、グランドピアノも似たようなもので

音の違いは機構が違うから確かにあるけど、どうしてもグランドピアノじゃなきゃダメという理由は出てこないですね。 重いし、場所取るし、高いし。

それでは、どうして買おうとするのか・・・、ですね。 価値感の問題でしょうか?。 いや、そうではありません。

ピアノは出てくる音に、つまり音楽に価値感があるのです。 演奏する媒体では決してないと思っています。 価値観ではありません価値感ですね。


私は、ピアノ・・・、グランドピアノがあればそれで良いのです。 何も使う必要もありません。 ただそこに、鎮座してくれれば良いと思います。

だから、一生懸命ピアノを置く場所を作ります。 家族や友人に価値観を付ける人はいないと思います。 ただ、その存在が何よりも大切なのだと

思います。 そうですね、空気のような存在であればそれで良しとするのです。  

そして、弾いたときに「少しだけ良い音を出してくれればそれで良い」と思っています。


カメラはとても大事にされますね。 いつも特別に扱われるのではないでしょうか。 時計は主の身体に触れるという、重要な役割を持ちます。

そう、ピアノはそのようなことはできませんが、鎮座する場所を与えられます。


主の心を映し出す、魔法の鏡なのです。

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