東京写真オーディオスペシャルピアノ編
ピアノを練習するのには、まず右手(メロディ)をマスターしてそれが終わったら左手(伴奏)と言うパターンと、両方同時に練習するパターンがあります。 往々にして、ピアノを弾くのが当たり前になっている先生は同時を勧めることがあるようです。 ある意味正しいが、やっぱり間違っていると思います。 だいたい両手でスタートするには初心者はハードルが高すぎます。楽譜を拾って行くと演奏は出来ますが、 はっきり言って音楽性はいかがなものかとなりがちでしょう。 機械的に覚えこませると、楽譜を拾うだけのマシーンになってしまいます。あちこちで、YouTubeも含めて途方もない程演奏は聴きますが、拾い弾きの人は 非常に多いようです。それ故にメロデイが留まらずさらさらと流れてしまうのです。一見凄く上手の様に感じるが、繰り返してみると中身がまるでないことに気づくのです。 それはともかく、ピアノは難しいです。やらなければ進歩はないし、一体いつになったら弾けるのか全く先が見えないのです。 いやいや、練習法は間違ってはいないと思います。練習の絶対量が少なすぎるのです。これを少し反省して、なるべく毎日ピアノに向かうようにします。 それでもって、いやーなクラシックも練習することにします。寝ていたらノクターンが気になって、朝めちゃくちゃ早く起きてしまった・・・。 なんと、朝7時からピアノに向かっているのでした。なんだかんだで6時間以上は練習していました。もちろん、長ければいいと言うものでもありません。 やっぱ、1年近くノクターンの練習をしていないので左手は非常に難しいです。そもそもノクターンを弾かないのは左手がめんどいからです。 パターンがちまちまめんどい。合わせてみると、なるほどなと思う。やっぱショパンはすげえわ・・・。 右手はそれなりに練習したから、今日は合わせる練習なのです。 ノクターンは左手が飛ぶが、そんなには多くはありません。それより和音がちまちまと種類が多いので、頭の良いおぢさんはなかなかに覚えられないのです。 あはははは、全然ダメだわさ。まあ、これからこれから。 最近どうしてもオクターブの楽譜が多いんで、ちょっと困っていたんだけど、あれこれやっているとそこそこオクターブも届くような気が。 でも、呆れるほど指が短いので大変極まりないっです。リチャードクレーダーマンは指長いと言うか手が大きい・・・。 もうスタート時点で結果が出たようなもの。でも、色々見ていて非常に参考になりました。この人はピアノ確かに半端ない。 乙女の祈りはオクターブ連打・・・、そのうち弾けるようになるかも知れませんね。あと、スケールが素人にはめっちゃ大変。まず、指使いを探るのに苦労。 指番が振ってあっても、指が短いのでオリジナルにアレンジしないと弾けないです。 もう先がないので、みっちり基礎からなんて絶対に出来ません。はしょってはしょってはしょりまくるのです。 おぢさんにはバイエルもブルグミューラーも何もないのです(楽譜はあるけど)。 困っているのは、高音が聞こえないこと。生ピアノだと蓋を開けるから3500Hz位までは何とか聞こえますが、電子ピアノで音量控えめだと2000Hz以上は聞こえないのです。電子ピアノでは、私には2959Hz(82鍵盤)までがやっとで、音を上げても3135Hz(83鍵盤)までしか聞こえません。 ヘッドホンだと補聴器を外すので高域は2200Hzまでしか聞こえない。ヘッドホンだと鼓膜を傷めるので音量は上げられないのだ。 つまり、ヘッドホンだと高音は伴奏にかき消されて異常なことになるのです。これは健常者には分からんだろうな・・・。 左の耳は聾に近い程悪いので、補聴器をしていても、微妙な音階の識別は無理です。右耳で補って聴いている訳ですが、当然音圧は減少している筈。 そう言う訳で、♯や♭がらみのコードは人の何倍も時間が掛るのです。連続音は良いが、単音は単一周波数なので全ての音階が同じ様に聞こえる訳ではない のです。3500Hz位は華厳の滝のように急峻に聴力が落ちています。この50dbも落ちた音が、倍音あるにせよ聞こえるのだからグランドピアノは凄いですね。 一歩歩いて二歩後退。一進一退。どん亀のごとく進むのです。 |