東京写真オーディオスペシャルピアノ編
楽譜にカナ振りをしているのは既出ですが、ちょっと問題に・・・。 と言うのは、楽譜のカナ振りには黒鍵や白鍵部分を丸で囲むようにしています。 当初は♯四つの場合「そ・ふぁ・れ・ど」が7音の内4音と多いので「み・ら・し」の少ない3音つまり白鍵に丸をしていたのです。 逆に、♯や♭が一つや二つの場合、7音より少ないので丸をしていた。当初はそれでも問題なく練習は出来たのですが、 最近になって丸印の混在に戸惑うようになったのです。 割と最近の楽譜は黒鍵に丸をするようにしたので、当初の楽譜(クラシック曲)を弾くときに戸惑ってしまうのです。 シャープやフラットが多いのは、 単に言えばハ長調を基準にした場合どれだけ高い(明るい)音階か低い(暗い)音階かの違いだけと言っても良いでしょう。 指の長さは中指が一番長く、次いで薬指なので♯♯や♭♭の曲が比較的弾きやすいことになるのです。 同様♯や♭の曲は、ハ長調よりはずっと弾きやすいです。 ♯♯♯♯や♭♭♭♭はほとんどが黒鍵なので、それを理解するにはコツがいるかも知れませんね。 白鍵が7音の内3音「ラ・シ・ミ」か「ド・ファ・ソ」のルールです。 今ある楽譜を元に分類してみました。 難易度を下げるために変調している曲も多いですね。優しい楽譜は弾きやすくハ長調にしている場合も多いですが、 実際のキーと違うのであとあと困る場合があります。練習には出来るだけオリジナルの調で弾くようにしたいですね。 |
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ラドレファソ ロ長調 変ハ長調 | 曲名 嬰ト短調 変イ短調 | ラシレミソ 変ニ長調 嬰ハ長調 | 曲名 嬰イ短調 変ロ短調 | |
♯♯♯♯♯ | ラ・カンパネラ | ♭♭♭♭♭ | 月の光 子犬のワルツ 前奏曲第十五番雨だれ スターダスト 蒼いノクターン ロンドンデリーの歌 |
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シミが白鍵 | ドファが白鍵 | |||
ドレファソ ホ長調 | 嬰ハ短調 | ラシレミ 変イ長調 | ヘ短調 | |
♯♯♯♯ | 別れの曲 ワルツ7番 アラベスク第一番 幻想即興曲 ノクターン第二十番遺作嬰ハ短調 蒼いノクターン イエスタデイ・ワンス・モア 始まり ハナミズキ |
♭♭♭♭ | ソナタ悲愴第二楽章 英雄ポロネーズ 愛の夢第三番 秋のささやき カーニバルの朝 モーニン イン・ザ・ムード |
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ラシミが白鍵 | ドファソが白鍵 | |||
ドファソ イ長調 | 嬰ヘ短調 | ラシミ 変ホ長調 | ハ短調 | |
♯♯♯ | ハンガリー舞曲第五番 朝もやの渚 80日間世界一周 少年時代 |
♭♭♭ | ノクターン第二番 乙女の祈り エチュード第十二番革命 ワルツ一番華麗なる大円舞曲 煙が目にしみる 虹の彼方に ゴッドファザー愛のテーマ 愛のコンチェルト 記憶の中へ 君だけを見ていた |
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ラシレミが白鍵 | ドレファソが白鍵 | |||
ド ファ ニ長調 | ロ短調 | シミ 変ロ長調 | ト短調 | |
♯♯ | いちご白書をもう一度 ラブラドールレトリバー さよならをもう一度 江~姫たちの戦国 また逢う日まで にじいろ 川の流れのように 涙のトッカータ |
♭♭ | はじめから今まで 魅惑のワルツ 思い出のサンフランシスコ エーゲ海の真珠 バラード1番 |
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ラシレミソが白鍵 | ラドレファソが白鍵 | |||
ファ ト長調 | ホ短調 | シ へ長調 | ニ短調 | |
♯ | 亡き王女のためのパヴァーヌ 愛しのクリスティーヌ マイメモリー 遥かなる影 いそしぎ 秋のささやき テイク・ファイブ サン・トワ・マミー |
♭ | トロイメライ テンペスト 情熱大陸 イエスタデイ・ワンス・モア 天使のセレナーデ 酒とバラの日々 幸せの黄色いリボン ムーンリバー 煙が目にしみる YELL |
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ラシドレミソが白鍵 | ラドレミフアソが白鍵 | |||
ラドレミファソ 嬰へ長調 変ト長調 | 変ホ短調 嬰ニ短調 | ラシドレミソ 変ト長調 嬰へ長調 | 変ホ短調 嬰ニ短調 | |
♯♯♯♯♯♯ | ハナミズキ(オリジナルキー) | ♭♭♭♭♭♭ | ユーモレスク | |
シが白鍵 | ファが白鍵 | |||
※ 鍵盤配置上シ・ミの♯は白鍵。ド・ファの♭は白鍵となる。シ♯=ド、ミ♯=ファ。ド♭=シ、ファ♭=ミ。(同じ音) |
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ハ長調 イ短調 | ||||
クラシック | ポピュラー | |||
エチュード第十一番木枯らし エリーゼのために モーツアルトピアノ協奏曲二十一番ハ長調 ショパン十二の練習曲作品十 ドビュッシー十二の練習曲五本の指のための グリーグ ピアノ協奏曲 イ短調 |
渚のアデリーヌ 愛のままで 雨音はショパンの調べ あなただけが 白い恋人たち ある愛の詩 涙のトッカータ(ハ長調版) 蒼いノクターン(ハ長調版) ロミオとジュリエット 愛のオルゴール 魅惑のワルツ(ハ長調版) 恋はみずいろ オリーブの首飾り 卒業写真 エデンの東 |
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クラシック曲にハ長調が少ないのは、特にピアノの場合指使いが難しくなるためと言われている。ショパンはハ長調は一番難しい調と言ったそうだ。 |