東京写真オーディオスペシャルピアノ編
練習曲というものは、本来の曲を弾くために練習するものです。ショパンの練習曲には27の曲がありますが、どれもこれも難しいと言います。 残念ながら挑戦には至ってません。どうやらこの練習曲は、本来の曲を弾くために指をウオーミングアップするのが目的らしいです。 曲ごとの解説を信じるならばその難易度は半端ないようで、練習曲を弾くためにもまた練習曲が必要であるらしい。 有名な曲も何曲かあります。邦題はショパンが付けたものではありませんが、「別れの曲」「黒鍵」「エオリアンハープ」「木枯らし」「革命」などが有名ですね。 オクターブや多重音広域アルペジオなど、難易度が高い運指を高速かつ正確に演奏する技量が要求されます。 「木枯らし」は単調なスケールのダウンがことの他めんどくて、確か7ページ位あるのです。うえっとなる位長いのです。 「別れの曲」は何とかできそうなのは主題の1ページ位まで、中半・後半はけたたましい上にうるさいしこれもまたスケールの乱高下でむずいです。 クラシック曲の上級レベルに達するには、20年とも30年とも言われる理由がこの辺にありそうな気がします。 5歳から始めたのなら20歳や25歳でそのレベルには達する訳ですが、60歳や65歳から始めたのではかなりの無理がある訳です。 されど、挑戦することは無駄とは思いません。 その挑戦の中で見えてくるものがあるからです。不可能を可能にしてきたのが人間であり、また存在価値でもあります。 だから、鍵盤に向かいます。 |