東京写真PLUS ピアノ編
ピアノは人間をダメにするかも、ほどほどが一番・・・。 2018.9.7
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ピアノは上手下手がはっきりする楽器で、音域も広く表現する帯域も広く弾きこなすのはとても難しいと思います。 それがために、習わなければ上達はしない訳で練習書も非常に多いですね・・・。 曲を弾くためにはまず習熟しないと、らちが明かないのですね。 世の中にはプロとアマチュアがありますけど、アマチュアの中に細かくランクがあるのは格闘技や勝負の世界なんですね。 写真や絵画など芸術には、そんな細かなランク付けは無いのが普通だと思います。 つまり、個性が重要でセオリーはあまり意味が無いのです。 写真家は誰でも写真家を名乗ることが出来ます。 いわゆるプロと言うのは、職業写真家の事であり生計を主とする人をさしますね。 ただそれだけ。 上手下手は基本関係ありません。 もちろん試験もプロテストもありません。 ピアノはどうでしょう。 小さいころから修練を重ねピアノや音楽を習熟した人がピアノで生計を立てられます・・・。 ピアノという極めて面倒な機械を完璧に操る、ただそれだけでも意味があるのなら・・・、はっきり言ってつまらないことだと思います。 ピアノのブログにもそんな技量をひけらかすような、面倒くさいものがあって・・・なんだかなあと思うことがあります。 もしかしたらピアノは人間をダメにするかも、と思います。 いえ、自己主張ってほどほどがいいんじゃないかと思います。 プラモデルは完成したら終わりですね。 読書も然り、山のように本は積み上げられます。 壁面いっぱいのレコードやCDを所有している人は、オーディオや音楽家に多いですね。 ぞっとします。 自分の余命と再生時間を考えると、ほぼ無駄となりますね。 ゴミとなります。 どうしようもない自己満足となります。 ピアノもどうでしょうか。 一曲より十曲、百曲より千曲・・・。 あーどうだ、何だって弾けるぞほれ何千曲だって弾けるぞ・・・(-_-;)。 ワタシニは、膨大な敷地内にある膨大な同じつくりの仏像が羅列している風景にしか思えません。 どれも同じの金太郎あめ。 ほれ、ほれ、いくらでもできるぞって・・・。 やっぱり、ピアノは人間をダメにするかも、ほどほどが一番・・・。 |