ピアノ東京写真PLUS ピアノ編

アベマリア(グノー・シューベルト)   2019.5.28

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グノーのアベマリアはバッハの平均律クラヴィーア第一番を伴奏に利用して、メロディーラインを乗せたものですね。 

シューベルトのアベマリアもとても有名で、誰もが知っている曲ですね。 この曲は有名なだけに、いろいろなアレンジで採譜されています。

連なるアルペジオは運指が完全に出来ていないと、さまになりませんね。 超初心者にはハードルが高いです。 よって、簡略化された楽譜も非常に多いです。

グノーのアベマリア 1825年  
ヤマハのぷりんと楽譜で購入(上級)。 メロディがオクターブ高くなっています。
アルペジオは5+3の二度繰り返し。
ネットで見つけた楽譜。 8個の二度繰り返し山なりアルペジオ。
     

YouTube模範演奏  横内愛弓さん
https://www.youtube.com/watch?v=prA47azMUkM       https://www.youtube.com/watch?v=dNQ2sfi_ZlE
 4個のアルペジオ。   4個の二度繰り返しアルペジオ。
     
 4個の二度繰り返しアルペジオ。メロディーラインは重音。    
     
この二曲比べるとかなり違いますね、でも基本歌曲なので骨格は同じように見えます。

グノー(1818-1893)のアベマリアは、1859年40歳の時の作品と思われます。

シューベルト(1797-1828)のアベマリアは1825年28歳の時の作品とのことです。


シューベルトのアベマリアが発表されたとき、グノーは7歳だったということですね。

グノーが伴奏に利用したバッハの平均律は、1722年頃とされていますから

90年近く経ってからの利用です。 

もう160年も前の曲なんですね・・・。バッハの時代からすると297年・・・。


確かに、クラシックです。


地球が存続し続ける限り、残っていく曲なのかも知れませんね。
  シューベルトのアベマリア 1859年
アベマリア(上級)。 パット見て上級とわかる楽譜ですね。     左の楽譜と比べると、アルペジオの数がぐっと少なくなっています。
     

YouTube模範演奏 演奏は737guam さん
https://www.youtube.com/watch?v=AtiPK3-m2HA     
   
左はアルペジオではありません。   左手は簡略化されています。
     
     

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