ピアノ東京写真PLUS ピアノ編

アラベスクが弾けない   2019.7.20

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楽器販売店の店員さんに何かとお願いすると、大抵この曲を弾きます。 もうほとんど一ページの半分くらいで全てが決まってしまうという、

恐ろしい曲です。 ひらひらと、スラスラと皆さんいとも簡単に弾きますが・・・(>_<)。 この曲、簡単そうで、めっちゃ難しいです・・・。

誰もが戸惑う右手と左手のアンバランス・・・(;´Д`)。 なんでやねん! あっ、、合わない・・・っ(;´Д`)。

片手で弾くと、非常にオーソドックスなアルペジオのパターン。 特別に飛ぶわけでもなく・・・。 しかし…合わない(>_<)。 初心者の壁ここにあり。

アラベスク(ドビュッシー)から


低音部から基音部に一気に行くところ。


右手はもう関係なしと言う位勝手・・・。

左手だけでやると、難しくはありません。

ここは一気に通すのかな・・・。
     
     
右手の頭に休符が来る一番嫌な部分。

もう出だしから合わせまいとしていますね。

見ての通り、上下は音符が合いません。

全て合わないのじゃなく、大体四か所

左をスラスラとアルペジオが弾けるほどに、

基本的なパターン。 右も繰り返しやれば、

まずできるパターン・・・(*^^*)。

右と左のアンバランスを克服する・・・、

できそうで出来ないが・・・。

アルペジオの山は意外と低い(^^♪。


出来るかも・・・できないか(-_-;)。
     
     
ここって性格悪いよね。

右手の間合い・・・の長いこと。


左手はどこ吹く風のアルペジオ・・・(>_<)。


思うに、左手は全く素直な進行なのですね。


ここまで来て分かりましたね・・・。

アルペジオ、最初の音が多いのです。

ミで始まってシ・ドで終わります。

ファで始まってド。 ソで始まってド。

非常に奇麗な基本和音です。
     
     
よーく見てみると、

ひらひらひらの一つのメロディーラインに

二つのアルペジオが組まれています。

つまり、左手は一気に二つのアルペジオを

弾きとおすのがキモのようです・・・(*^^*)。

できないけど。
     
     
ここもそう、なんでやねん!と言う位に

得手勝手。 お山のアルペジオと、

メロディーラインを合わせるのがきついです。

poco a poco・・・。

少しづつ・・・。


記号って、日本語にして欲しいな。


えーと、お山のアルペジオですが

左右対称なので、ある意味指が転びます。

指使いの練習が必須です。
     
     
上からの続きですが、ソとミの間の間に

三音入れます・・・ド余り(-_-;)。


poco・・・。 cresc. 。むむむ・・・。

少し・・・。 だんだん大きく・・・。


もう記号通り、

などと言う余裕は全くありません・・・(;´Д`)。


ギターをやっていた時に、コードが超苦手で

コードブックも買ったりしたけど挫折・・(-_-;)。

ピアノも何ら変わりはなく、

ドミソやファラドの世界だけど覚えられないのです。

音楽の基本が分かっていませんね・・・(>_<)。
     
     
これは、上のとパターンは同じですね。

アルペジオでも、ひねりがあったりしないので

ピアノをやっている人には優しいかもです。

兎にも角にも、

右と左をどう理解するかにかかっていますね。


このアラベスク、意外と弾く人により

随分と差が出ます・・・。


どうだっとばかりに速く引く人(多い)・・・。

ややためながら散りばめて弾く人・・・。


弾き手の数だけ、違いがあるように感じます。

     
この曲はシャープが四つ(ドレファソ)。 ミシラだけが白鍵なので、大筋で弾きにくくはないはず・・・(*^^*)。 上下の揺らぎをなんとかできれば、

両手で弾けるかもの曲です。 この合わない左右のパターンは、幻想即興曲も同じ・・・(>_<)。 無理に合わせるのでなく、どれかの音を合わせると

自然につながるとかYouTubeで見ましたね・・・(^^♪。  まあ、左右別々に手や指が動く人の話ですね。

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