ピアノ東京写真PLUS ピアノ編

アップライトピアノ  2019.8.9

オーディオの立場から考える


アップライトピアノはごく普通に買われる生ピアノの最たるもの。 楽器販売店には電子楽器以外は。アップライトピアノだけと言うのもごく普通。

楽器店の音楽教室や防音の練習ブースにも、アップライトピアノだけというところもありますね。 それほどに普通なのだと思います。


実際には、日ごろ耳にするピアノ音楽は、アップライトピアノで録音されることはまずありません。 アップライトピアノは、ピアノとされていない・・・。

アップライトピアノは、家庭導入のために設計されたと言っても過言ではありません。 演奏用ではなく、どちらかと言えば単に練習用なのでしょう。

しかして、楽器店に行きあまた並べられているアップライトピアノをポロンと音出ししてみれば、あーっ、間違いなくピアノの音だと感じることは

間違いありません。 生でしか味わえない弦の響きが漂います・・・。  


しかし、一歩下がって音を聴いてみると、ピアノなのだけれど・・・いわゆる普通に耳にするピアノの音ではありませんね。

機構が違うから弾きにくいと言うことを除いても、音の響きはどこかしらぼわっとして聞こえますね。 これが自宅なら、ぼわぼわもこもこにもなりかね

ないと思います。 ただですら設置場所を選ぶ楽器なのに、日常の置き場所は冷遇されているはずです。

もっとも、楽器店などは陳列スペースがとてもなく広いですから、アップライトピアノも本来の響きで鳴る訳ですね。

つまり、アップライトピアノをそれなりに鳴らすのにはかなりの広さが必要なのです。  グランドピアノが余裕で置けるスペース、15畳以上が

必要と思われます。 あーっ、何だ狭くて使えるからアップライトピアノなのに・・・と思うはずです。 楽器はそもそも、そういうものなのです。

六畳にグランドピアノ余裕で入りますが、本来の音は間違っても出ません。 多分電子ピアノにも負けると思います。

それじゃあアップライトピアノ、と言う論理はやめましょう。 ダメなものはダメなのです。


アップライトピアノを弾いていて、あーっ、上手く弾けないやグランドピアノなら何とかと思っていたら・・・正解です。

グランドピアノで弾いた時の力量が実力、なのだと思って間違いありません。  もっとも勘違いしやすいのは、ピアノを弾ける人は弘法大師。

つまり、機材を選ばないのです。 アップライトピアノだろうがグランドピアノだろうが、弾きこなしてしまうのです。 


選択肢は、はっきりしています。 ピアノが弾きたい、弾けるようになりたいのか。

ピアノのような音を出したい、のかです。


BACK