ピアノ東京写真PLUS ピアノ編

大人のピアノ習得に対する考え方その3     2019.12.24 

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大人のピアノ習得は教える方にとっても、教えられる方にとっても一筋縄では行きません。 教える側は、そう言う生徒だと割り切れば仕事になるわけで

すが、教えられる方はたまったものではありません。 

大人と大人、考えが違う者同士なので分かりあうことは難しいと思います。

日韓関係のように、首脳同士が笑って握手するのに似ています。 どちらも本音を出しません。 出してはいけない、大人のルールなの

です。それが実は、非常に学習の進捗を阻害します。 分からないものに分からせる不合理。分かりたいのに分からない不合理。

それじゃないピアノ、症候群が渦巻く世界です。 どちらかが一歩引けば、丸く収まります。 しかし、丸く収めてどーすると思いませんか。

がちでバトルをしてこそ、道は開けると思います。 流されてはいけません。 良く、教えるとか教えられるとか言いますが、それは最も危険ですね。

受動体は中々身に付きません。 なおかつ、真理が分かりません、聞いて覚えるだけだから・・・。 何もせず、自分の弾きたい曲を弾いてもらうことが

最も勉強になると思います。 そう、あなたがYouTubeなどで、何度も何度も繰り返し聞いたように。 生徒はただひたすらに聞けば良い・・・。

そして、見て聞いて覚えるのです。 本人の気持ち次第ですが、それも習得方法ですね。 目は口程に物を言う方式ですね。

まあ、これは全く現実的ではありません。 とは言うものの大人のピアノ、学習は学校形式ののそれじゃダメなのです。 予習も復習も。弾いてみて・・・も

大人にはあまり効き目がありません。 家で何をやったかのチエックなんて望んでませんよね。 それを披露することも大人には気が重いのです。 

今の出来栄えを披露するのじゃなくて、習いに行ったからには奪って来ましょう


病院に行くと張り紙が・・・。 医者と患者のより良い関係・・・ですって・・・(>_<)。 患者は時にわがままで無理難題を言う。 治らないからと文句を言う。

治してもらいに来ているのに、あれこれ文句ばかり。 待ち時間が長いの、言い方がどうのと・・・。 だったら来るな・・・とは言えないので張り紙です。

ピアノと人間、はたまた先生と生徒・・・。 世の中で何が問題かと言うと、先生と生徒、先生と患者、社長と社員・・・。 上から目線は嫌われますね。

その逆もしかり。 より良い関係を構築しない限り、どこかの国の関係と同じようになってしまいます。


ピアノに対しても同じ。 ピアノはピカピカにしていますか。 ピアノの上に、色々乗っけていませんか。 ピアノはどこに置いていますか。

最も良く鳴ってくれる所に置いていますか。 えっ? ピアノにそんなの必要ないですって。 あなた、ピアノともより良い関係が必要なのですよ。

ピアノは、あなたの思いを奏でてくれる大事な伴侶です。 大事にしましょう。


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