東京写真PLUS ピアノ編
学生時代とは儚い蜃気楼 2020.2.22
イージーリスニングとフランクミルズ
№487
イージーリスニングと言うジャンルが始まったのは、1970年代だと思います。 歌謡曲やポピュラーなどの合間に、ピアノやオーケストラの 優しい響きの曲が多くのエンディングやスタートに使われていた事を思い出す人も多いと思います。 1970年代と言えば、スマホもパソコンも、もちろん携帯もなかった時代・・・。 しかし、多くの名曲が生まれた年代でもあります。 フランクミルズは、その時代を象徴する作曲家・ピアノ演奏家でした。 「愛のオルゴール」はその代表曲、高田みづえなどがカバーしました・・・。 ラジオや深夜のジェットストリームなどでは、そんなフランクミルズの曲が流れていました。 ピアノがとても嫌いだった頃の曲なんですね・・・(>_<)。 私はオーディオをやっていて、秋葉原に入りびたりの日々でしたが、クラシック音楽や ピアノの曲は全く聞きませんでした。 思うに、その理由は部屋の問題にあったと思います。 何度も下宿先を変えましたが、三畳や四畳半で 大きな音を出すと大家さんが飛んでくるような所でした・・・(-_-;)。 クラシック音楽やピアノは小さな音では、良さが全く分かりませんよね・・・(^^♪。 そんな時代のトラウマが、ピアノやクラシック音楽を遠ざけていました・・・。 今日のようなざわめく時代では、この様な曲に巡り合うこともままなりません。 フランクミルズの曲を聴くと、学生時代が昨日のように蘇ってきます。 楽しかったことなど何もなく、ただ夢中になるのはオーディオだけだった気がします。 懐かしいです。 もう戻れないだけに、あの頃が懐かしいです。 そんな時代に、そよ風のように音楽は流れていました・・・。
さあっ、ピアノを始めましょう・・・(^^♪。 |