東京写真PLUS ピアノ編
毎日ピアノに向かう 2020.3.18
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今から6年前、ピアノを始めた頃、楽器屋さんで74歳のご老人に出会いました。 聞けば四年半ここの教室で習っているのだそう・・・。 あれから六年。 80歳になられた御仁は、どうなのだろうか気になりますね。 さぞかし上達されたことと思います。 引っ越ししたので、もう消息は伺い知ることは出来ません。 かかるこのワタシは、一向に上達しておりません。 慙愧に堪えない・・・。 今日は暫くぶりに、オーディオの電源を入れました。 寒いので、アンプにもスピーカーにも良くないので・・・。 ですから、その間はエアコンを入れました。 掛けたのは、昭和のムード歌謡と、初めてのピアノ(クラシック)。 そこそこ音を大きくして聞きました。 ピアノの方は、生ピアノと同じ位の大きさの音で聞きました。 古いCDで、しかも録音も古いです。 どう聞いても、ヤマハやスタインウエイのようには聞こえず、ベーゼンドルファーなのかもしれません・・・。 甘い重厚な音です。 二時間ほど聞いてから、ピアノに向かいました。 エアコンは切ってあるので、寒くなって暗くなってきましたのでやめました。 ワタシのような超初心者でしかも独学、中々先の見えないピアノ道です。 ただ救いなのは、少しずつ、本当に少しずつ弾けるようになってきていること。 ピアノを始めた頃に比べると、そこには違う人がるような感じです。 絶対に左手は無理だなと思ったものも、曲によっては少しなら出来る。 簡単にアレンジされた楽譜なら、何とか両手でも弾けるようになって来ました。 もちろん、間違いだらけの不協和音。 人が聞いたらなんだそれと 言うレベルではあります。 でも、それでも少し前の自分を知っているだけに感慨の深いものがあります。 多分、一生上手く弾くことは出来ないと思います。 それは望んでも無理なことだと分かっています。 ですから、取り敢えずで良いのです。 目の前にある山のような楽譜を、大事にしたいなと思っています。
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