東京写真PLUS ピアノ編
のだめカンタービレのように 2020.3.21
№492
ピアニストなら、いやそうでなくてもピアノを弾く人なら誰でも知っている「のだめカンタービレ」。 その主人公は、実在する二人の野田さんです。 一人は野田恵さん、そうしてもう一人は野田あすかさん、。 のだめカンタービレは日本のみならず韓国でも、韓国版のだめカンタービレとして ドラマ化されています。 ある種の障害=発達障害などを克服あるいは共存して、プロピアニストとして活躍している人です。 私自身聴覚障害者であり、ピアノを弾くこと=練習することには大きなハンディキャップを感じていました。 かの有名なフジコヘミング氏も高度な難聴。 いやいや、あのベートーヴェン様もそうだったと聞きます。 何故か親しみを覚えるのですね・・・。 どのような障害にしろ、障害があるということはやはり大変なことです。 障害者の普通は、何でもない人の普通ではないのです。 のだめカンタービレのようにと書きましたが、彼女達のようにピアノが上達したいと言うことではありません。 そのひたむきな姿勢に、そうありたいと 思うのです。 生きとし生けるもの、生きている間はただひたすらにピアノと向き合っていきたい。 カンタービレ、そうカンタービレ。 そこには私でなければ出せない音がある。 |