ピアノ東京写真PLUS ピアノ編

微笑み返し    2020.3.28  

№492


春になると思い出すのがこの曲。 キャンディーズの曲ですね。 解散前、最後のシングルヒット曲となりました。

この歌はメロディもさながら、歌詞がとても良いですね。 歌詞に、さりげなく今までの曲の題名を織り込んだ演出が憎いです。

デビューが1972年。 もう随分と昔の事になってしまいました。 最盛期のいきなりの引退発表は、その後の音楽界に大きな影響を与えました。

造られたアイドル達、誰もが疲れ果て「普通の女の子に戻りたい」と去って行きました。 活動期間は6年でした。

微笑み返しの出だしは「春一番が 掃除したての サッシの窓に」で始まります。 キャンディーズ最大のヒット曲。

     
この曲は、紛れもない別れの歌ですね。

しかし、失恋などではなく同棲だったのでしょう。

年下の男の子と、年上の女の子・・・。

住み慣れた部屋を出ていく歌です。


そんな時代の、あの頃を思い出させる歌です。

多くの若者は、結婚に至らずそれぞれの道を進んで行きました。


出会った時と同じように、軽く手を振り、二人が出会った

三叉路で別れて行くのです。


キャンディーズによる、ファンへの別れの歌でもありました。

そして、それはエールでもあります。


人には必ず別れがある。

そんな悲しい思いが、蘇ります。



微笑み返し歌詞

   
https://www.uta-net.com/song/4203/




BACK