東京写真PLUS ピアノ編
ドイツでもポーランドでもなくフランス 2020.5.10
№504
実はフランスには行ったことがありません。 多分、一生行かないと思います。 それでも、絵やら映画やらテレビやらで見聞きするフランスは素晴らしい国だと思います。 フランスパンやエッフル塔、ベルサイユ宮殿、 ルーブル美術館やオルセー美術館、はたまたシャネルやルイ・ビトンなど枚挙にいとまがありません。 楽器としての、ピアノといえばドイツ。 そして、唯一無二の演奏家を輩出したポーランド。 ショパンですね。 ショパンはポーランドに帰ることなく、フランスでその短くも激しく燃えた一生を終えます。 ポーランドには彼の遺言により、心臓が安置されています。 フランスの作曲家は、それほど多くはありません。 超著名な作曲家は、ドイツなのですね。 ロシアも多いです。 しかし、フランスはそれらの多くの作曲家の発表の場であり、かつ生活の地でした。 フランスは芸術の都であり、音楽の都でした。 ですから、各国から人が集まって来たのですね。 大都市の宿命でしょうか。 そんな土壌のもと1960年代に入り、オーケストラ編成によるイージーリスニングが生まれました。 ポールモーリア、フランクプールセル、レイモンルフェーブル、カラベリ、リチャードクレイダーマン、クロードチアリなどが有名ですね。 ポールモーリアは、アンドレポップの作曲した「恋は水色」の大ヒットで一躍有名になりました。 ポールモーリアは日本に28回来日して、900回弱の公演を行っています。 ヒット曲も多かったですね。 リチャードクレイダーマンも、日本でとても人気があるピアニストですね。 50回来日、750回以上の公演が行われました。 有名な「渚のアデリーヌ」でデビューしています。 フランスで忘れてならないのは、シャンソン。 エディット・ピアフ、サルバトーレ・アダモ、エンリコ・マシアス、シャルル・アズナブール、 ジルベール・ベコーなどたくさんの歌手が生まれました。 枯葉、パリの空の下、愛の賛歌、バラ色の人生、ラ・メール、雪が降る、マイ・ウエイ、聞かせてよ愛の言葉を、サン・トワ・マミー など日本でも馴染みのある曲ではないでしょうか。 [所有レコードとカセット
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