東京写真PLUS ピアノ編
なごり雪 | 2022.5..10.19 | ||
かぐや姫 |
№697
1974年、かぐや姫の楽曲です。 伊勢正三が作詞作曲しました。 後日、イルカがカバーして大ヒットしました。 楽譜は、全音やヤマハのプリント楽譜でも入手できます。 手元には三種類ありました。 48年前と言えば、新幹線も開業が1964年、長距離は列車の時代でした。 誰しもが東京に出てきますが、学生の多くは卒業すると地元に帰って行きました。 地方から集まり、また地方に散っていくそんな時代でした。 なごり雪は、そんな青春の別れを叙情豊かに歌い上げています。 50年前は現在のように交通が発達していませんから、遠隔地への別れは今生の別れにも等しかったのです。 卒業ソングとしても、広く歌われ続けていると言います。 出会いは一期一会のようなもの、そのはかなさが胸に響いてきます。 「22歳の別れ」は、この曲を基に作られたらしいですが、人によって色々な解釈ができると思います。 東京では2月ぐらいに初雪が降り、3月ぐらいに名残の雪が降ります。 3月は卒業であり、やがて来る4月は新たな始まりです。 人生は、出会いと別れの繰り返しですね。
YouTubeはこちら https://www.youtube.com/watch?v=eliU3I2nDJA YouTube模範演奏 https://www.youtube.com/watch?v=Q4__Sjb66II https://www.youtube.com/watch?v=lCCx-X3dZG4 https://www.youtube.com/watch?v=X2ORQzUGlU8 |