東京写真PLUS ピアノ編
津軽海峡冬景色 | 2024.2.13 | ||
石川さゆり | |||
№704
1977年(昭和52年)、石川さゆりの楽曲です。 作曲 三木たかし 作詞 阿久悠。
この曲は少女から成長していく(=デビュー曲から)、一連の15作の最後の曲です。
最後の曲がヒットし、大ブレイクしました。
実はこの津軽海峡冬景色の次の曲が、「能登半島」なのです。
15作で終わらず、16作目が最終になったと思われます。
「能登半島」は、津軽海峡冬景色の続編であることは、歌詞に明らかです。
津軽海峡冬景色では、北海道に帰る女性の抒情詩となっています。
「能登半島」の歌詞の最初は、「夜明け間近か北の海は波も荒く」とあります。
夜行列車なのですね。思うに、女性は北海道から、夜行列車に乗り能登に向かったと
思われます。
「なごり雪」の項でも述べていますが、50年前やそれ以前の別れは今生の別れに
匹敵します。 遠く離れれば、二度と会えないのが当たり前でした。
二度と会えないはずが、「旅の葉書」もらい「すべてすべて投げ出し駆けつける」と
なったのでしょう。
人生には投げ出して良いものと、投げ出してはいけないものが存在します。
石川さゆりと言えば「津軽海峡冬景色」ですから、楽譜は沢山存在します。
手持ちの楽譜は以下の通りです。 |