ピアノ東京写真オーディオスペシャルピアノ編

溜めとは・・・。 2017.7.30



先般、溜がないって言っちゃったけど、楽譜には当然ですが明らかです。 休符がありますが、ただ単に間を開けるのでは決して

ありません。ここの理解がとても難しいです。

下に具体的に記します。

   例のメインテーマの冒頭。

休符があります。この意味はとても重要です。

最初のドラを打鍵する力加減で、

全てが変わります。
   
   これもまた休符が。

休符は休むのではなく、頭で打鍵(空打ち)をしないと

いけませんね。トルコ行進曲も全く同じです。
   
   フツーは平板になりますね、どうしても。

休符で溜められた打鍵は、以下のようになります。

舌を巻くのですね。

これで溜の存在が生きてきます。


速いパッセージで溜を作るのは容易ではありません。

しかし、これを克服しないと

印象のない、弾いているだけ弾けているだけの

曲になってしまいます。

溜の出来ない人は、エリーゼのためにも

棒弾きになってしまいますね。

実は英雄ポロネーズはいかに機械的に弾くかだと言っているのをネットで見て、へーってなりました。

笑っちゃいます。機械的に弾くの最低です、少なくとも私はそう思います。機械的にキッチリ弾けても素晴らしい音楽には  

なりませんよ。 パソコン世代はこれだから困る・・・。

一流アーティストの演奏が違うのは、音譜の取り扱い方なんですね。

初級と言われるものや簡単なものほど、力量があからさまに出ます。

エリーゼの為にやノクターン9-2などが良い例です。聴かせるにはとても困難な曲です。

ピアノは、弾けるようになってからが本当のスタートだと思います。 弾けるということは、なぞっているのと同じですから・・・。



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