デジタル嫌いでは写真が撮れない  2009.8.3



D300sとD90の画像処理ユニットの載っている基板の写真をならべてじっくりと見てみた。

さすがにD300sの方はワンチップICが多い。それにしても部品の配列が非常に美しい。これには少々驚きだ。
それに比べると、D90の方はビッシリ詰まっていていかにも余裕がない。
D300とD300sの基板も比べて見たが、メモリーが倍に増えているようだ。また機能の追加により追加された回路も
見て取れる。基本は同じだが各所にブラッシュアップの痕跡があるようだ。D300sは基板を見る限り完全に別物のようだ。

日進月歩はこんな基板にもありありと見て取ることができる。D300sを買う人は期待して良いだろう。

基板上のチップが多いのは処理する項目の多さを物語っている訳で、技術の集大成が凝縮されていると言って良い。
らくちんな写真は、このようなデジタルの恩恵なしには達成できないのだ。

フイルムカメラは悲しい。蓋をあけたらそこには何もなくてがらんどうだ。寂しいもんだネエ今にして思えば。
かねのカメラ(あ金属のことね)はまあ分解もするけど、ちぃさい歯車なんかがちまちましていて大変たいへん。
すべーてが♪どこかに繋がってて動くのが機械式おカメラなんですな。

そこいくとデジタルはいいねえ。緑の基板(基盤ではないぞ)にせいぜんとちまちまと部品がくっ付けてあって見るだけでも
じつに楽しいのだ。黒いのがあちこちあって足がムカデのように生えてたりしてあははは。凄いのだ。
コチコチに黒く固められてるのでワカラナイナアこいつなんていろいろ詮索するのだよあはははは。

まあ基本的にはパソコンと同じで、必要なチップをそれぞれ持ってきて繋いで制御しているだけなんだけど、
調整はいくらでもまあどうにでもなるから大変なんだよなあと思ったりしてマスな。

小さくするとメリットは計り知れないが当然デメリットも多くなる。もうこれは二律背反だからバッサリ、、、、、。だと困るのだ。
じつは、算数では表現されないものがこの宇宙には存在するのだよ。このことはとても大事で、たいていの技術者は知らん
だろうなあ。
それは大きいものと小さなものと、算数的には答えが同じだけれど結果は同じくないというややこしいことなのじゃ。あはははは。
つまりA地点からB地点まで移動するのに同じ時間ピッタリでできたとしてもだよ、
チャリンコに乗って移動するのと5000ccのベンツで移動するのでは同じではない。あははは。
同じなのは移動した距離と時間だけだ。他の軸が全く異なるのだよ。

昔むかし、測定器では世界一なんだけんど実際に聴くと評価が世間並みと言う現象がしばしば見られたぞい。
なーぜか。
あははは。人間は測定器以上だったということなのですなあ。測定器には決まった軸しか測れない。
人間は多彩な軸をもっているのですよ。それでぶれたのですあはははは。総理ではありません。

このことは重要で、アンプなど電源を要する機器は電源がいかに重要か、、、、まあ今の技術者は知っているけどネエ。

あははははまた脱線してしもうたわい。

また次回じゃ。



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