ソニーはどうなったんだろう  2009.8.4



ソニーα700の後継機を待ち続けて大分時が経った。早いものだ、もう真夏である。
その間にペンタックスK-7やオリンパス・ペン E-P1がでた。そしてニコンからはD300sとD3000である。

ネットによるデータを見てみると、7月の実売ランキングは1位がキヤノンEOS kissx3、2位がニコンD90、3位がオリンパスE-P1
となった。残念ながら7月はベスト10からソニーは陥落した。
支持されるのにはそれなりの理由が必ずある。このランクを見ると市場はじつに正直だなと感じ入る。
「良いもの」「値ごろのもの」「待たれていたもの」は必ず売れるのだ。

うーっ。さすがにD300sは凄い。堂々の全部入りで登場である。じっくり調べ回しても全く隙のないカメラだ。
間違いなくD300より良く仕上がっている。これは他社にとっても脅威だろう。
D90を買っていなければ考えたかもしれない(それはないか)。

相変わらずD90の出番はない。アルミケースにα350と一緒に入ったままだ。もう一ヶ月が過ぎようとしている、、、、、。

さんざん待たせた月光仮面は、どんな出で立ちでこの修羅場に乗り込んでくるのだろうか。
世界をリードしてきたソニーなのだけれど、キヤノン、ニコンの牙城に旗を翻すことはできるのだろうか。

例えばα350や380はニコンでは似て非なるD5000のようなレベルにあるカメラで、中級機とは言えない。
感覚的にはD60のような感じがする。
D90は中級機と呼ぶにはやや心もとないが、それでも限りなくD300に近い。つまり限りなく中級機に近いのだ。

だから買ってしまったのだ。α350にはD90に相似する機種が存在しない。だからニコンになったのだ。
遅刻してくるのかもう来ないのか、ワカラナイものは買えないのだ。
それで、使う予定で買ったら肩がやられた。出番がない。あははは。世の中こんなものなのだ。


ソニーに縁のなかった人達がα900を買っている。よいものは良いのだ。アナログとデジタルは誰でも解る。(あれれどこかで)
ほんとうに良いものはやはり誰にでも解るものなのだ。
好き嫌いを言わせぬ力が存在するのだ。

わしはD300sの基板を随分と見ていたのう。もちろんほかの部品もじゃ。こういうのをどんどん見せなければ納得せんなあ。
技術は見せびらかすものなのじゃ。技術は努力だからのう、、、、、。見せ付けなければ解らないのだのう。

中級機不在はいかんなあ。これはいかんぞ、絶対にいかん。叱咤激励なのだ。


またじゃ。

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