記憶色の街 2





通り抜けてきた路地を振り返る。

あまりのコントラストの強さに、にシャッターを押すのが躊躇われる。

さりげない風景こそ、写真家には過酷な情景だ。

ねじ伏せたのはどちらだったのだろう。


静かな風景が写っていた。




東京写真 記憶色の街
ニコンF90X

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