ソニー一眼アラワル 2010.6.26〜7.18
■ソニー一眼アラワル。 例の新発売のミラーレス一眼をやっと触ることが出来ました。 あ〜これはマズイぞ。 困った、困った。 ボデイにはズームレンズ(あのボデイにしては大きいやつね)が付いている。 手に取ると案の定、軽い。不思議にすんなりと手に収まる。 やたらとスイッチが・・・少ない。だもんでスイッチを入れてシャッターを切って見る。 なるほど。音は一眼レフのような感じで、コンデジではないぞと言うのがわかる。 液晶は実に綺麗だ。 フォーカスポイントも瞬時に出て、ピッと合う。まさにピッと合う。 これは実に小気味が良い。ズームの繰り出しはやや繊細感に欠けるものの、フォーカスは素早く ストレスを全く感じずにどんどんと撮れる。 これはいかんなあ。いかんぜよ。 オリンパスもあったので手に取ったが、まず電源の入れ方でまごついた。 液晶もソニーのようにはいかない。レスポンスもソニーのようには行かなかった。 パナソニックもあったけど、手にする気力が消えていくのが良くわかる。 これはいかん、ほんとうにいかん。 なるほど、これは誰がみても良いカメラではないか。 じつに解り易いカメラだ、操作然り。シャッターを切った後の再生画像が凄い。 ボデイも含め造りは決して高級ではない。しかし、基本の画質やレスポンスが恐ろしく良いようだ。 しっかりとフレーミングができるし。ボデイもそこそこ薄い(触ったのは3の方ね)。 実は、多くの人はソニーのCCDなりCMOSの良さを知らない。まあ一眼レフならニコンで使用されているし、コンデジ なんかほとんどそうなのだけれどね。 ソニーの一眼レフカメラ自体は評価の対象にされていない向きがある。 もしかしたら、ソニーという会社の評価を変える良い機会になるのではないか。そんな予感をこのカメラ達はさせるのだ。 ちなみに、この電気店の人気ナンバー1なんだそうな。ダイエーだけど。 ダイエーは庶民の店だからこれは強いよ。ヨドバシとは客層が全然違う訳だからこれは怖い。 APS-Cが乗っちゃった訳だから、あとはいくらでも高性能にはできるハズ。 雑誌などのレポートによると、発表された二本のレンズは撮像子の能力を超えていないらしい。 つまり良いレンズを使うと、ぐんと画質がアップするという訳だ。 次世代で登場するだろう高画素のCMOSなども、いずれは乗るのだろうし。 うううう・・・恐ろしいなあ。 これ、絶対いかんぜよ。いかん。 ■ 追加考察。 2010.7.18 ソニーの一眼が売れに売れている。動作の機敏さや写りだけではないようですな。なぜだろう。 一ヶ月経ちそのフォルムをつくづくと見て、なるほどなあと思った。 レンズがポイントになっているのだねえ。これは開発ポイントでもあり解っていることなのだけれど、暫く時が経ち 改めて印象を思うに、こう思う。レンズが大きく目立つだけではなく、レンズ自体のデザインに嫌味がないのだ。 あの、コンデジの何段階にも伸びる風貌、そうあのグロテクスさがないのだ。 つまり、 ど〜んと鎮座するレンズはストレートで虚飾がない。ああ、これを掴んで構えるのねとすぐに伝わるのだ。 それが他社製品との決定的な違いだろう。中途半端に小さいことは、やはり使う側にも中途半端だったのだ。 非常に解りやすい。シャッターを押すとかん発なくガシっと決まる。ああ、これはレンズが大きいからなんだなんて 思わせるのだよ。非常に説得力がある。 売れるわけだ。 これは今までのソニーの戦略と少し違うかもしれない。上級カメラであるαシステムはこれを学ぶべきだろう。 自己満足は失敗する。消費者は素直なのだ。 ニコンが独走するのも、D90が売れるのも然り。消費者は間違った選択をすることは絶対にない。 なにせ金を出すのだ。 その虎の子のお金を出すのは、メーカーが考えているような理由とは少し違って、 多分に現実的なことだと知るべきなのだろう。 以上報告おわり。 なのだ。 |