手振れ補正のお陰で、このようなオールドレンズも支障なく使うことができる。
これは驚きです。300mm開放でもシャープで、さすがにミノルタと思わせる。
α7700iが\85,000だったから、ボデイ並みの価格のレンズだったのですねえ。
絞り開放、300mm(APS換算450mm)、1/400秒、プログラムオート、無補正。
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広角端は一見してわかるほどシャープ。非常に大きく重いレンズですが、この画質ならば可としましょう。
75mm(112mm相当)。1/160、絞り9.0。プログラムオート、無補正。
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現像はソニーとシルキーピックスで比べましたが、やはりソニーのカメラではソニーのRAW現像の方が解像感に優れます。ただこのサイズだと全く差がわからないので、比較写真は載せません。
さすがにミノルタだけあって、ボケはどの焦点域でも柔らかく美しい。これは残念ながら当時のニコンレンズは、やや分が悪いと言って良いでしょう。収差の出方が絶妙で、確かにミノルタレンズは違うのですねえ。
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300ミリは200ミリとはチガウゾと言わんばかりの長さなのです。フードは小型ですがさらに全長は伸びます。
レンズが865グラム、α350は582グラム。(ひぃ〜っ)
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まあ、これだけ長いとさすがにホールディングは良い。
なによりこれだけ長いのに、手振れが防げるのは実に嬉しい。 |
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「1986年このレンズが発売された当時のカメラは」 |
ミノルタは1986年一眼レフ製品はα5000、1985年にα7000、α9000、1987年にはなく1988年にα7700iが発売されている。
キヤノンは1985年T80、1986年T90、1988年にEOS750 QDが発売されている。
ニコンは1986年中級機F501発売。1987年普及機F401、1988年には高級機F801が発売されている。
α5000は発売時価格\85,000と高額であったが、シャッターは1/2000秒どまりでやや精彩を欠いた。
中古市場でもα7700iが圧倒的に多く、発売当時の人気の程が伺える。
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つづく |